大学生になってアルバイトを始める人が多いと思います。私は入学してすぐ4月から、イベントスタッフとして働いています。この仕事にはいろいろな種類があるのですが、今回は音楽好きにはたまらない「ライブ会場のスタッフ」のバイトについて紹介します。(たると=大学1年)

好きなアーティストのライブに関われる

イベントスタッフと一言で言っても、内容は幅広いです。私は主に音楽ライブのグッズ販売や案内業務を中心に勤務していますが、この他にも、警備やケータリング、スポーツ大会や展示会、ファンミーティング会場での仕事など、携わるイベントのジャンルはさまざまです。

スポーツイベントで勤務した新国立競技場

予定があいているときや、好きなアーティストのライブの仕事に、自分のタイミングで申し込みをして働けるのも大きな魅力です。

私が経験したのは、グッズ販売業務です。朝は、販売開始の約2~3時間前から勤務することが多いです。開場前の事前販売などがある際には、朝早く集合して準備することもありました。

立ちっぱなしで意外とハード

現場に入ると、まずは売り場の設営やレジの使い方の説明などを受け、販売練習を行います。初めて勤務したときは不安でいっぱいでしたが、慣れているスタッフや、社員の方が丁寧に教えてくださるので、安心して本番を迎えることができました。

お客さんが来る時間になると、そこからは数時間グッズ販売を行います。休憩は挟むものの、立ちっぱなしのハードワークになることは多いです。しかし、多くのお客さんとかかわる分、接客スキルはかなり向上しますし、勤務終了時の達成感も大きくなります。

勤務時にお弁当が出ることもある

音楽ライブやイベント業務に興味のある人、人とかかわることが好きな人には本当におすすめのバイトです。

将来の夢の一歩になった

私は、将来「コンサートプロモーター」という、音楽ライブに携わる職業に就きたいという思いがあります。そのためこのバイトを始めましたが、実際にその業界で働く社員の方とお話しできたり、ライブの裏側を見ることができたりするというのは、自分にとって大きな収穫になりました。

幕張メッセで勤務することも

高校生の皆さんにも、自分の好きなことや興味のあることを仕事にして、学びながら経験を積んでいくということをぜひお勧めしたいです。