眠くて授業に集中できない。もっとひどい場合、教壇に立つ先生が幻覚で他の生き物に見えてしまったなんて経験ありませんか? 私が睡眠時間をしっかり確保して、変わったことをまとめました。(高校生記者・やまと=2年)

スマホの誘惑と向き合う

暇さえあればスマホ片手にYouTubeなどを見たりしてしまうので、夕方以降は自分がいない部屋に置きました。ふとスマホを見たくなってしまったとき効果的です(それでも見てしまうことは結構ありましたが……)。

スマホは自分の部屋に置かない(写真はイメージ)

「スマホを寝るときに触らない」など、目標を決めるのもいいと思います。スマホを主に寝る直前の夜遅い時間帯に使用していたこともあり、いきなり早く寝るのは大変でした。なので、初めのころは12時までに布団に入るように心がけたりしました。そこから就寝時間を11時、10時と、徐々に早めていきました。

朝の時間と夜の時間を上手に使う

早寝早起きで生まれた朝の時間を利用して、新聞を読んだり、漢字検定の勉強を始めたりしました。

朝の時間に始めた漢字検定の勉強

ただ、早寝するということで、夜の学習時間は大体1、2時間に減りました。ですが、テスト期間などは朝の時間(2時間程度)をテスト勉強に活用しています。通学電車の中で英単語を覚えるなど、スキマ時間も活用しています。

元々私は、量をこなすタイプでした。でも、限られた時間の中で勉強のスタイルを工夫していくうちに、「(夜長時間勉強せず)少しずつでも学習を積み重ねていけば大丈夫」だと感じるようになりました。

授業中に集中力を保てるように

ちゃんと寝ようと考える一番のきっかけでもあった、授業中の睡魔。睡眠を十分に取るように心がけてからは、睡魔に襲われることが激減しました。

例えば、以前は一限目からすでに睡魔との戦いでした。そして、内容なんて二の次という状態だった私。けれど、7時間睡眠を始めてからは、昼食後の睡魔に負けることがあっても、授業の内容が入ってこないということは無くなりました。授業を受ける際の集中力も高まっているように感じています。

生活習慣をいきなり変えていくことは難しいと思います。ですが、少しずつ着実に取り組んでいくことで、きっと生活の質を上げることができると思います。