避けて通れない定期テスト。効率よく対策して、良い点を取るにはどうすればよいでしょうか。高校生記者が実践している定期テスト対策の勉強法、工夫をしていることを教えてもらいました。
手帳で計画を立て、アプリで勉強時間を管理
私はCampusのスタディプランナーを使っています。高校生新聞の記事としても紹介したことがありますが、1週間単位でやらなければいけないことを明確にできるので気に入っています。
Studyplusというアプリを使うのもおすすめです。教科別に参考書などを登録し、勉強時間を記録することで、総勉強時間を教えてくれたり、どれくらい各教科に費やしているのかをグラフにしてくれたりするので、バランスよく勉強することができます。
ほかにも、テストなどの日程を登録するとカウントダウンをしてくれるので、私はこれをスマホのホーム画面に設定することで、モチベーションを保っています!(マリーナ=3年)
週の初めに予定を全て立てる
今日何を勉強するか考えるだけでも憂鬱な気持ちになるので、週初めに予定を立てておくといいです。これは勉強の教科だけでなく、休憩や部活の時間もです。そうすれば1日中決められたタスクをこなせばよくなるのです。
私は家族と共有がしやすいGoogleカレンダーを使って作ります。必ず予定通りにいくわけではないですが、各教科バランス良くワークなどテスト勉強を進められます。(NAGY=2年)
家では勉強しない、学校や図書館で済ます
私はどうしても、いろいろな誘惑のある家で長時間勉強できません。そのため、放課後はできるだけ学校に残っています。残っている人は少なく、静かに集中できるためお勧めです。
休日は家の近くの図書館に勉強道具だけ持って行き、そこで勉強します。スマホや漫画などの誘惑に勝てない人は、それがない環境に飛び込んでしまうのも一つの手です。(アキ=2年)
基本こそ大事に「なぜ?」を突き止めて
私が気をつけているのは、基本的なことは外さないことです。初見と授業範囲の問題が両方出るので、授業範囲は満点取れるようにしています。
数学は問題の解き方を暗記するのではなく、なんでこの解き方になるか、自分の解き方は何がいけないのかを突き止めて解いています。英語の長文は、単語と熟語をおさえています。文法は意味と理由を理解して、暗記はしないようにしています。国語は授業をしっかり聞くということだけをしています。世界史は直接教科書に書き込みをして覚えています。(おかゆ=3年)
テスト範囲が分かったらすぐやるべきことを書きだす
私はテスト範囲や日程が配られた日に、紙にテストの日程と教科、取り組むべきことを書き出しています。どの日の勉強から進めればよいかや、どれくらい残っているのかが一目でわかるのでおすすめです。テスト範囲を見落として勉強できていないといったことも防げます。
テスト前に忙しくてどうしても時間が足りない時には、今後使うかどうかで優先順位をつけ、かける時間を調整しています。(りんぐ=3年)
学校のプリントや小テストを活用
範囲が広い科目は、学校の授業プリントや小テストを利用するのがとても効果的です。全ての範囲が網羅できますし、学校の先生が作ったプリントなので、そこから出題されることも多いです。数学の問題集は量が多く時間がかかるので、早めに解くことをおすすめします。
暗記科目は、歩きながら覚えるやり方で勉強したらどんどん覚えられるようになったので、試してみてください!(manami=3年)