「明日は小テスト。一夜漬けでなんとかなる」……そう思っていたら失敗したこと、ありませんか? 範囲が狭くても油断できないからこそ、日々の積み重ねがカギ。スキマ時間の活用や暗記法、便利なアプリまで、高校生記者たちの工夫を紹介します。
アプリやAIを使いこなす
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【1】AIでテストを自作
英単語の小テストに備えて、お風呂中や掃除中には音声を爆音で流し、手が空く時は「Quizlet」を使います。前日はchatGPTに単語を読み込ませ、自作テストで最終チェックしています。(しまりす=2年)
AIを使って穴埋めテストを作っている(写真・しまりす)【2】iPadに書き込み
単語帳を見るだけではなく、iPadに書き込んでアクションを加えています。アプリ「Quizlet」で既存の暗記シートも使って学習しています。(夢村なぎほ=2年)
【3】アプリで一問一答
アプリを使って単語を勉強(写真・ほあ)「WordHolic」というアプリで単語帳や一問一答を自作しています。書く時間が省けて効率的ですし、毎日触れることで記憶に定着。テスト前にまとめて見返すのにも役立ちます。(ほあ=3年)
例文を作って記憶を強化
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【4】友達との会話に単語を混ぜる
古文単語を会話の中で使うようにしています。アウトプットと意味が定着しやすくなり、単語帳を見るより実感を持って覚えられます。例文を使ってやりとりするのもおすすめです。(あいのすけ=2年)
友達との古文単語を使ってトーク(写真はイメージ)【5】身近な言葉で例文を作る
単語の意味だけでなく、例文を自作して覚えています。例えば「らうたし(かわいい)」は「らうたしわが犬よ」など、身近な事柄に結びつけると覚えやすくなります。(Sowa=3年)
スキマ時間で効率よく
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【6】通学時間や休み時間を使う
勉強時間がとりづらいため、通学中や休み時間に集中して取り組んでいます。声に出したり書いたりと、体を使って覚えると、短時間でも記憶に残りやすくなります。(さつき=2年)
通学時間を活用する(写真はイメージ)【7】寝る前に演習
通学中に範囲を軽く確認し、寝る前30分に勉強します。暗記系は音読で定着、数学系は公式を電車内で確認してから寝る前に解くようにしています。点が取れるとやる気にもつながります。(藤咲花佳=3年)
毎日少しずつ
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【8】1日10語ずつ単語を覚える
小テストの実施は、大抵1週間前に知らせてもらえるので、毎日少しずつ取り組みましょう。英単語100語なら1日10数語で十分。「ちりも積もれば山となる」は小テスト対策にぴったりの言葉です。(トオル=3年)
毎日少しずつ単語を覚える【9】白紙に書き出して弱点を把握
小テストに出題される範囲の内容を覚えたら、白紙に書き出す作業を繰り返しています。覚えていない部分が明確になるので対策がしやすく、定期テストにも応用可能です。教科書の重要語句は必ず押さえています。(Amia=2年)