そろそろバレンタインデー! 日本ではたくさんのチョコレートがお店に売っていますが、他の国ではどのように過ごしているのでしょうか? 今回は、韓国人高校生のダヒョンさん(2年)に、韓国のバレンタインデーについて教えてもらいました。(取材・翻訳 高校生記者・JiWoo=2年)

たくさんお菓子を作って配る

私の国、韓国のバレンタインデーについてご紹介します!

韓国人高校生ダヒョンさん

私はお菓子作りが好きなので、毎年20人分くらいは作ります。もし余ってもクラスの人に分けることができるので、いつも多めに作っています。作るのは大変ですが、誰かがおいしく食べてくれるのはとてもうれしいので、それを考えれば大変さも忘れてしまいます。

ダヒョンさんの作った生チョコ。お菓子作りが好き

電子クーポンのプレゼントも主流

私の周りの人たちや、主に中学生は、SNS上でギフティコン(기프티콘)をたくさん使っています。ギフティコンとは、カカオトーク(LINEのようなアプリ)などで電子引き換え券やクーポンを贈ることができるシステムです。

遠距離に住んでいる友だちに贈りたいときなどに使います。ギフティコンはバレンタインデーだけでなく、誕生日などのイベントのときにも使用しますし、チョコレート以外のものも贈ることができます。

ギフティコンで遠方の友達にも贈り物ができる

友チョコ文化があるのは日本と一緒

日本には「友チョコ」という習慣があると聞きました。韓国でも同じように、友達や仲のいい人にあげます。「チョコ食べる?」と言って渡すことが多いです。仲のいい友達同士だと、普通は5000ウォン(約500円)程度です。ホワイトデーにはお返しをします。

人気なのは、ガーナチョコレートやフェレロ・ロシェ、キンダーチョコレート、ハーシーチョコレートです。チョコレートが苦手な人には、ギフティコンで飲み物を贈ります。最近では、タピオカドリンクを贈る人が多いようです。

ダヒョンさんの手作りクッキー。コロナがなくなったら友達と一緒にお菓子作りをしたい
 

コロナがなくなったら、一緒にチョコレートを作ってお互いプレゼントし合ったりするのもいいと思います。みんなが幸せなバレンタインデーを楽しむことができたらいいですね。