私は中高一貫校に通っています。中学12年生のときは、特に努力をしなくても平均くらいの成績をキープできていましたが、3年生になるとだんだんと学校の勉強が難しくなり、成績が落ちてしまいました。私はそこから試行錯誤し順位を上げることに成功しました。

テスト範囲を一枚の紙にまとめる

皆さんはテスト前、自分が何をしなければならないか把握できていますか?

私の成績が上がらなかった一番の原因は、「自分が何をしなければいけないのか理解していなかったこと」だと思います。

頭の中では分かっているつもりでも、テスト直前になって、これもできていない、これも手をつけていないという経験がある人は多いのではないでしょうか。

単純なことなのですが、私は「テスト範囲を1枚の紙に書き出す」という方法を紹介したいと思います。ここで重要なのは、「1枚の紙に」書き出すということです。

テスト範囲のまとめ

終わったら赤線で消す

ただテスト範囲を把握しているだけなら、多くの人がやっていると思います。それをまとめることで、自分が何をしなければいけないのか、目で見て把握することが重要です。目につくように、勉強机の前に貼っておいてもいいと思います。

テスト期間中は常にそれを確認しながら、終わったものから赤で消していきます。そうすることで、何が終わっているのか、逆に何が残っているのかを知ることができます。頭の中で整理するだけでは、混乱する上に作業効率も下がります。

テスト後の範囲表。終わったものは赤で消していく

範囲の広いテスト勉強を「見える化」で乗り切ることができます。この方法のおかげで、私は学年順位を110番台から30番まで約80位も上げることができました。紙とペンさえあればできるので、ぜひ試してみてください!(高校生記者・パンダ=3年)