参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者の卒業生が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

「速読古文単語」絵と説明文を繰り返し見て意味が定着

私が紹介するのは、速読古文単語[改訂版]です。

速読古文単語[改訂版](Z会、900円)

この参考書は、一つ一つの単語の意味に合った印象的な絵と、単語の成り立ちの説明がついているため、覚えやすいです。「単語の意味を赤シートで隠しながら、絵と説明文を読む」ことを何周も繰り返して行うことで、単語の意味が覚えられるようになりました。

例文も掲載されているため、「単語の活用の仕方で意味が変わるもの」や「文脈で意味が変わるもの」などを見分ける力も身に付きます。

入試直前の最終確認にも役立つ

「最重要語」と「重要語」、「最重要敬語」の3つのパートに分かれているため、入試当日などの時間がないときは自分に必要のあるパートだけ確認していました。加えて、敬語についての説明や助動詞の一覧など、テスト直前にパッと確認できるコンテンツもあるため、自分が不安だと思う分野の最終確認にも使えました。

使っている様子

繰り返し読み、知識を定着させることで、古文が苦手だった私でも意味を理解しながら古文が読めるようになりました。現代とは異なる文章を読むにあたり、単語の習得が大事であることに気付かされた1冊でした。(高校生記者・Koto♪)