インターハイ陸上男子棒高跳びで優勝した古沢一生

「長く、硬いポールを使えた」成長実感

優勝を決めた後は、高校2年歴代最高となる5メートル36をターゲットにし、まずは5メートル27を1回でクリア。そこから10センチ上げて臨んだ5メートル37は結局、成功しなかったものの、確かな手応えを得られたと話す。「最後の高さで使ったポールは、15.7フィートの180ポンドと硬く、去年までは使いこなせていませんでした。これまで使っていた15フィートでは限界があり、高さも出ません。そのためにも今後は長く、硬いポールにしていかないといけませんが、今日はだいぶ使えたのでポールの面でも成長を実感できました」

3年前の夏、中学2年で全国中学生体育大会を制した。高校の舞台でも2年生で全国制覇を果たし、「高校生の中で頂点に立つには、この大会で勝つこと。持ち記録だけでなく、優勝という目標を達成できたことは本当にうれしいです」と笑顔を見せた。