後輩たちへアドバイスはありますか? 高校生新聞では、この春卒業し、高校生新聞による表彰「高校生新聞社賞」を受賞した先輩たちに質問をぶつけてみた。その中からピックアップした5人のコメントを、2回に分けて取り上げる。今回は、苦手なことでも繰り返しているいつの間にか好きになると語る元図書委員の話など、2人の声を紹介しよう。(山川俊行)
1 日々を大切に
時間はたくさんあるようで、そこまで多くありません。日々を大切に過ごさなければ、すぐに過ぎてしまいます。だからこそ、自分のできることを日々考え、改善したり、より強化したりして、大きく成長してほしいと思います。そして常に謙虚な姿勢でいることと、感謝の気持ちを忘れないことを私も常に頭に入れるので、後輩たちにもずっとそうして、愛されるチームでいてほしいです。(静岡・焼津高校 木村亜美)
2 苦手も繰り返せば好きに
面倒くさかったり、疲れたりしても、すぐに辞めるという選択肢を選ばずに、少しだけ休憩したり友達に愚痴ってみたりしてください。そうやって息ぬきをしつつ続けていれば、必ずいいことがあるはずです。私は文章を書くことや人前で話すことが苦手でした。(所属している)図書委員会では自分の感想を書いたり、話したりする場が多く色々な経験をしたおかげで、苦手意識を少しずつなくすことができました。今は面接などで自分の思いや考えを話すのが好きになりました。苦手なことも経験を繰り返すことで「好き」に変わるということを、図書委員会活動を通じて学べたと思います。(千葉・八千代西高校 五十嵐紀美)