この時期体育祭や球技大会を行う高校も多いのではないでしょうか。中には運動が苦手で憂鬱(ゆううつ)な気分になっている人もいるはず。そんな人でも体育祭を楽しむコツを、高校生記者に聞いてみました。
声かけや応援を頑張る
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【1】全力で応援する
運動が苦手なので、応援に徹しています。バレーなら「ナイスサーブ」「ナイスカット」「ドンマイ」といった掛け声で雰囲気を盛り上げようと心がけています。(さるすべり=3年)
自分の出ない種目でも応援団と一緒に恥ずかしがらず全力で応援すると「今、青春してる!」って気持ちになれます。(ごぱん=3年)
仲間がファインプレーをしたら「ナイス!」、自分が失敗したら「ごめん!」など、とりあえず何か声に出すだけでも自分がその場に加われている気がして楽しくなります。(水素水=1年)
【2】会話を楽しむ
運動が苦手でも、周囲の人との会話次第で楽しくなるはず。励ましたり良いプレーを褒めたりすると、楽しめるどころか人間関係も良くなり、結果的にクラスの雰囲気まで良くなります。(コウヨウ=3年)
【3】人間観察をする
人間観察をしちゃいましょう。苦手なことにクヨクヨせず、人間離れした動きをしている超人を見つけて友達と「あの人すげー!」みたいな感じで楽しんでみてください。競技後その人に「すごかったよ〜!」と声をかけて友達の輪を広げるのもおすすめです。(あなご=3年)
自分の役割を確立
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【4】得意なことを生かす
運動以外にも、体育祭にはいろいろな役割の人が必要です。自分が得意なことやできること、やってみたいことを探すとよいです。絵や制作が得意な先輩は応援合戦で使う龍を作っていました。自分が得意なことや好きなことで体育祭に関われば、自信もつくし、楽しくていい思い出になると思います。(Aurora=2年)
【5】撮影係になる
私は体育祭や球技大会は写真を撮ることに全力を尽くしています。自撮りだけでなく、クラスメートや仲の良い子の活躍を写真に撮っておくと感謝もされるし、活躍もできます。(りとるしゃけ=3年)
【6】団結を楽しめる競技に参加
応援グッズを作って応援して、記念にクラスTシャツを着て写真を撮ります。競技では個人の勝敗や貢献度がわかるリレーなどではなく、玉入れや綱引きなどみんなとの団結を楽しめる競技に積極的に参加します。(木名瀬=2年)
応援グッズやヘアアレンジで楽しむ
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【7】ヘアアレンジを楽しむ
仲の良い友だちと一緒に、おそろいの髪型にして写真を撮ります。ハーフアップやハーフツインなら髪が短くてもできます。学校のルールの範囲内で、みつあみや「くるりんぱ」などを取り入れながら、いつもより少し特別なオシャレを楽しんでみてください。(桜いをり=3年)
ヘアアレンジをよくやっています。自分でうまくできないのでアレンジが上手な子にお願いしていました。もしアレンジが上手なら、クラスメートの髪をかわいくしてあげるとみんな喜ぶと思います。(シロキ=3年)
【8】応援グッズを作る
運動が苦手でも全力で競技に取り組むこと、応援グッズを作ることもおすすめです。私は学年カラーのメガホンを作って応援しました。周りの子たちと盛り上がりました。自分でグッズを装飾するのも楽しいです。(ラパン=3年)