英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2024年10月9日、世界の大学のうち115カ国・地域の2092校を研究力や国際性などの基準で順位付けした「世界大学ランキング」の2025年版を発表した。日本からは119校がランクインした。

日本のトップは28位の東大
日本の最上位は東京大学の28位で、昨年(29位)より順位を上げた。二番手は京都大学で、昨年と変わらず55位だった。200位以内に入ったのはほかに、東北大学(120位)、大阪大学(162位)、東京工業大学(195位)だった。
私立は順天堂大、慶應大など上位入り
日本から500位以内に入った10校はすべて国立大学だった。800位以内には、私立の順天堂大学、慶応義塾大学と公立の会津大学が、1000位以内には私立の東京医科大学、早稲田大学と公立の和歌山県立医科大学が入った。
世界1位は9年連続オックスフォード大、アジア1位は清華大
世界1位は9年連続でオックスフォード大学(英国)、2位はマサチューセッツ工科大学(米国)、3位はハーバード大学(米国)だった。アジアからは、中国の清華大学(12位)と北京大学(13位)。シンガポールのシンガポール国立大学も17位に入った。