同じ学校に通う中高生がチームを組んで数学力を競う「数学甲子園2018(第11回全国数学選手権大会)」の本選に出場する36チームが決まった。大会を主催する日本数学検定協会が発表した。本選は9月16日に東京で開催される。

昨年の数学甲子園2017本選(主催者提供)

1チームは3~5人と決まっており、今大会の予選には全国610チーム(278校の2425人)が参加。チームメンバーの平均点が上位の24チームに、全国12ブロックごとに点数が最上位だったチームを加えた36チーム(31校の159人)が本選に出場する。最多の8回目の出場となる滝(愛知)や昨年優勝の灘(兵庫)などが名を連ねる。女子のみのチームは、女子学院(東京)、豊島岡女子学園(東京)、南山女子部(愛知)の女子校の3チーム。男女混成チームが7チームあり、ほか26チームは男子のみのチームだ。中学生も参加資格があるが、本選に残ったのはすべて高校生のチームだった。

本選は、チームで分担して問題を解いたり、テーマに沿ってチームで創作した問題についてプレゼンテーションをしたりして優勝を目指す。

本選出場チームは次の通り。(校名の表記は主催者発表に準じた)

宮城県仙台二華高校

秋田県立秋田高校

江戸川学園取手高校(茨城)

渋谷教育学園幕張高校(千葉)

女子学院高校(東京)

豊島岡女子学園(東京)

開成高校(東京)2チーム出場

筑波大学附属駒場高校(東京)2チーム出場

公文国際学園(神奈川)

栄光学園高校(神奈川)

桐蔭学園中等教育学校(神奈川)

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校(神奈川)

富山県立富山中部高校

石川県立金沢泉丘高校

松本秀峰中等教育学校(長野)

滝高校(愛知)

愛知県立明和高校(愛知)

南山高等・中学校女子部(愛知)

海陽中等教育学校(愛知)

京都府立洛北高校

洛南高校(京都)

大阪星光学院高校(大阪)2チーム出場

灘高校(兵庫)2チーム出場

甲陽学院高校(兵庫)

西大和学園(奈良)2チーム出場

智辯学園和歌山中学高校(和歌山)

広島学院高校(広島)

広島大学附属高校(広島)

徳島文理高校(徳島)

大分東明高校(大分)

宮崎県立宮崎西高校