7月にスロバキアとチェコで開催される第50回国際化学オリンピックの日本代表に4人が決まった。

代表の4人は次の通り(敬称略)

石井敬直(東京・筑波大学附属駒場高校3年)

西口大智(兵庫・甲陽学院高校3年)

福本優斗(大阪・大阪星光学院高校3年)

増永裕太(神奈川・聖光学院高校3年)

「夢・化学-21」委員会と日本化学会がこのほど発表した。日本代表は、昨夏に開かれた国内大会「化学グランプリ2017」の参加者4182人のうち候補23人が選ばれ、二次にわたる選抜を経て4人が選ばれた。4回の強化合宿を経て本番に挑む。

開催は7月19日から29日の予定。例年、約80カ国・地域から300人が参加し、実技と理論の試験(各5時間)に挑む。上位1割に入ると金メダルが、2割に銀メダルが、3割に銅メダルが贈られる。

日本は、2003年から国際化学オリンピックに代表を派遣しており、昨年のタイ大会では、金メダル1個、銀メダル3個を獲得した。