文学部の新AO入試合格者の参加が期待される、日中韓の学生が共に学ぶ「キャンパスアジア・プログラム」(立命館大学提供)

立命館大学は、8月に出願を受け付ける2016年度AO入試から、文学部と映像学部で新しい方式を始める。

 文学部が始めるのは「国際方式(中国語・朝鮮語/キャンパスアジア)」。東アジアの歴史、文化、言語などに強く関心を持つ高校生が対象。5人を募集する。中国語か朝鮮語の基礎的な語学力がある高校生を求めている。入学者は、文学部が16年度から本格実施する留学制度「日中韓キャンパスアジア・プログラム」への参加が想定される。各学年20人が2・3年次に中国・韓国の提携大学で語学や歴史、文化、社会などを学ぶもので、3カ国の学生が共に学び、生活することで、対話や交流を深めてもらう狙いだ。

 映像学部が始めるのは「課題作成・プレゼンテーション方式(映像撮影型、ビジュアル作画型)」。未来の映像文化や映像産業を担う強い意志のある高校生を求め、15人を募集。映像撮影や絵コンテ作成などの実技課題があるのが特徴だ。