文化祭でお客さんを怖がらせられるお化け屋敷を作るには? 今年の文化祭でお化け屋敷を開催した武蔵丘高校(東京)2年7組に、準備のスケジュールや装飾のこだわりを聞いた。「ドールハウス」をモチーフに、「家」のような飾り付けにこだわった。
映画から着想を得た恐怖の人形屋敷
2年7組「やまもドールハウス」
人形を使ったお化け屋敷です。「文化祭といえばお化け屋敷でしょ!」と決まりました。ちょうど「ドールハウス」という映画がはやっていて、着想を得ました。装飾は家のように見えるように工夫しています。
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【スケジュール】
・夏休み前…クラスで何をするか決定。大まかなデザイン(内装、外装など)を係の人が考えて、提案。 - ・夏休み中…装飾の部品をそれぞれ作成。段ボールに色を塗るなどの作業が中心。夏休みが終わった段階で「組み立てるだけ」になる状態を目指した。
- ・夏休み明け…被服室で作業する人と教室で作業する人で分担。主に外装と壁を作る作業開始。
【役割分担】
・廊下の装飾…7人。廊下の壁や天井の装飾。 - ・ポスター…3〜4人外観板や廊下に貼るポスターを描く。
- ・内装1…10人。通路を仕切る壁を作る。
- ・内装2…10人。教室内の床や壁の装飾。
- ・小物担当…8人。壁にぶら下げる小物や、マネキンの加工。
【費用】
・養生テープ代…7000円 - ・装飾の材料代…3000円
- ・イベントカラー代…3000円
- ・小物代…1000円
- ・ビニール袋代……5000円
【当日の様子】かなり怖いと評判に
武高祭が始まったばかりの時、「かなり怖かった」と話している人がいて、評価は悪くなさそうだと思いホッとしました。中で仕事している人(脅かしている人)は、お客さんが怖がるとすごく楽しそうにしていました。
【成功のコツ】企画は複数で考えよう
企画を考える係の人を、周りの人が早めからサポートしてほしいです。一人が考えるより複数人で考えたほうがたくさんアイデアが出てくるし、周りの人は早めから参加すると何をするのかを見通せます。企画吾を考える係になる人は、部活動や勉強と文化祭準備を両立できる人が望ましいです。(高木柊吾さん、古川朝陽さん)


















