多摩科学技術高校(東京)の「第15回多摩未来祭」が2025年9月13・14日に開催される。文化祭実行委員長の永倉慶悟さん(2年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。

テーマは万博

―文化祭全体の特徴を教えてください。

本校は、普通科ではなく科学技術科の高校であるため、他の高校とは一味違った「理系チック」な出展を楽しめます。今年度のテーマは「多摩科技万博」。万博のような、多種多様で個性的なインパクトの強い「理系チック」な出展を楽しんでいただけたら幸いです。

研究生かした企画を楽しめる

―文化祭の見どころは?

日頃の研究や部活動の成果を活かした出展が見所です。ET(エコテクノロジー)領域の3年生による30秒プレゼンや3年生有志の「空気圧ピッチングマシン」。本校ならではの部活動の科学研究部の化学物理班の実験、数学班・生物班の展示、生活科学班のワークショップ、ロボット研究部の出展、無線工作部の電子工作体験や電気自動車の試乗体験。さらに、科学技術の視点を活かしたコーヒーカップやコースター、トロッコシューティングなど、科学技術科ならではの出展が盛りだくさんです。

その他にも映画や劇、ライブ、コンサート、さらには警察体験や恋愛シミュレーションなど個性的な出展もあるので、ぜひ遊びに来てください。

―意気込みをお願いします。

たくさんのお客さんに来場してほしい、多摩未来祭をいい思い出にしてほしいという思いで、各団体ともに夏休みにも全力でたくさん活動を行っています。成果をぜひ見に来てください!

第15回多摩未来祭

各団体が作成したポスターの看板(写真・学校提供、24年撮影)

【開催日時】9月13日(土)10時00分~15時30分、9月14日(日)9時30分~15時00分

【前年来場者数】3377人

【交通アクセス】JR中央線「武蔵小金井駅」より徒歩約7分【予約】不要

【学校の特色や自慢できる点】科学技術科という点です。2年生のときに4領域の中から一つを選択して、自分の興味のある研究ができ面白いです。研究に必要な大学にあるような機械も多くあり、やりたいことができるのも強みです。大学進学に向けた普通教科の学習もしっかりと行えて、研究と学習を両立できるのが大きな特色です。(永倉さん)