自分の行動や思考を整理するために、iPhoneに入っているメモアプリで1年間毎日日記をつけています。私の思考整理術をお伝えします。(高校生記者・ざえもん=1年)

「成績低下」きっかけで日記を始めた

スマホで日記を始めたきっかけは、1年前の期末試験前に時間をムダにしすぎ、成績が驚くほど下がったことです……。自分の行動や思考を日記としてスマホ上に書き残し、時間の使い方を見返せるようにしました。

英検に合格した日の日記。ポジティブなことは写真を付ける

思ったことを率直に書き残す

内容などはあまり気にせず、自分が思ったことやしたことをそのまま書くようにしています。メモアプリには写真を貼り付ける機能もあるので、できるだけ写真も付けて自分の行動を鮮明に残しています。

特にポジティブなものごとは、日記を書いたり読み返したりすればもう一度幸せを味わえるので、ボリューミーに書いています。

【こだわり1】毎日必ず書く

日記を書く上でこだわっているポイントは二つ。

一つ目は、見返した時のために「何もない日であっても必ず毎日何か、短文であっても書くこと」です。そうすると、大変なのは「本当に何も書くことがない日」。私は趣味でスペイン語を学んでいるので、その日らしい単語を1語調べて「今日のスペイン語」を書いています。

最初は書けない時の最終手段でした。ですが、その日を1単語で表すのも意外に難しいんです。違った視点からの考え方を持てて、さらに単語力までついたので、今では2〜3日に1回は「今日のスペイン語」をつけています。

今日のスペイン語を書き始めた日の日記

【こだわり2】写真や固有名詞の説明を残す

二つ目に、「写真や固有名詞には別のメモに説明を書いておく」ようにしています。資料集になるんです。文脈やその場の感情と切り離して、写真や言葉だけで整理でき、より効果的かつ冷静に思考を整理できます。

旅行でナイアガラの滝に行ったときの日記

説明は、長文で書くと結局本題と切り離せないので、できるだけ1〜3行で収まる短文や題名風にします。見返す時にも短くまとまっているので便利です。

日記を毎日書くのは難しく思えるかもしれませんが、まずは毎日1行だけでも書いてみれば意外と続けられますよ。

ざえもん 岡山県在住。外国語と世界史、特に近現代ヨーロッパ史が得意。好きな芸能人は狩野英孝とゴー☆ジャス。ボーリングにハマっている。