落書き帳とボールペンを使った勉強法を紹介します。落書き帳にボールペンで書きなぐるだけのシンプルな方法ですが、勉強量が一目で分かり、やる気に火をつけてくれるんです。(高校生記者・みらーじゅ=3年)

用意するのは「ボールペン」と「落書き帳」だけ

私が考案したのは「落書き帳&ボールペンW可視化勉強法」です。使うのは、100円ショップで手に入る落書き帳と、インクの減りが見えるボールペンの二つだけ。インクの色や種類は自由ですが、見た目にも変化がわかるタイプがおすすめです。

100均の落書き帳を使っている。今は三冊目

書きなぐるだけでOK

やり方は簡単です。落書き帳に数学でも英語でも自由に書きまくります。例えば英語では、長文を読みながら頭に浮かんでいる日本語訳を、整理せずすべて書き出します。数学では、途中式を省略せずに書きます。答えだけでなく、「答えに至るまでのプロセス」をどんどん書いていきます。

落書き帳はどんな文字でも受け止めてくれるキャンバスのような存在です。ボールペンは、頭の中のもやもやや気持ちを形にしてくれる相棒です。

愛用のしているinfreeのターコイズブルーのボールペン

勉強量が一目で分かる

勉強した量が「目で見える」のがポイントです。ボールペンはインクが減るので、「これだけ勉強したんだ!」と一目で分かります。落書き帳は気負わず思考のプロセスも書きなぐれるので、どれだけ頭を使ったかがわかるんです。勉強系の動画投稿者も「量を可視化するとモチベーションが上がる」と話しています。

私はノートだと使うのがもったいないと思ってしまうんです。芯がすぐ折れてしまうシャープペンより、自由に書ける落書き帳とボールペンの組み合わせのほうが、気負わず夢中になれました。

実際の英語を勉強したときの内容

落書き帳が「オンリーワンの学習帳」へ

落書き帳を使うようなってから、「勉強したくないな」と感じてから机に向かうまでの時間が短くなりました。答えに至るまでのプロセスを好きなように紙の上で書いていくと、今では喜びさえ感じています。

誰かに見せるわけではない、自分だけの落書き帳。1冊書き終える頃には、愛着のあるオンリーワンの学習帳へと変わっていました。勉強中の自分をご機嫌にできる方法になりました。

みらーじゅ 青森県在住。ボランティアが生きがい。たくさんの人とお話しするのが大好き。カラオケとお笑い鑑賞が趣味。推しはカベポスターの永見大吾さん。