みなさんは数学にどんなイメージを持っていますか。どんどん難しくなり、なかなか点数が取れない…。私も以前は苦手意識が強く、テストの時に解法が思いつかず頭が真っ白になることが多くありました。ですが、いくつかのコツを意識したところ苦手意識を克服し、楽しく勉強できるようになりました。(高校生記者・つぐみ=1年)
定理の使いどころを把握
数学は難しい問題を解くよりも、基本を固めるほうが重要。

まずは基本問題を徹底的に解くのがおすすめです。習った定理や公式の「使いどころ」を知り、正確に使う練習になります。私は習った週に基礎問題を解き、定期的に基礎に立ち返りながら、標準・発展問題へ進むように心がけました。
分からなくても10分は考える
手掛かりがつかめず、全く進まない時は、考える練習だと思って10分は粘って考え続けると力になります。
私は以前、すぐに答えを見てしまい、初めての問題に自力で対処する練習ができず、テストでパニックになる時がありました。問われている内容や使えそうな条件を箇条書きにするだけでも力になるので、自分なりに解く習慣をつけてみてください。
長期休暇にまとめて復習する
数学は階段のように積み重なる教科です。あやふやな部分があると、どこかでつまずく場合もあります。私は夏休みなどの長期休暇に、既習範囲をまとめて復習しています。以前は解けなかった問題が、別の公式を学ぶことで解けるようになったり、忘れていた定理に触れて解法の選択肢が増えたりと効果的です。
日常での数学の活用を観察
数学は問題集を解くだけではありません。モチベーションが下がった時には、日常生活でどう活用されているかを知ると楽しさが広がります。例えば、お掃除ロボット「ルンバ」が障害物を避ける仕組みには三角比が利用されています。
雑誌「Newton」には数学の応用例が多く紹介されていて、とても興味深いです。数学の使いどころを知ると新しい視点が得られるので、ぜひ試してみてください。
- つぐみ 東京都在住。選挙管理委員会所属。得意教科は社会科と数学。推しはLE SSERAFIMのウンチェさん。趣味はDuolingoとプログラミング。