春日部共栄中学校高校(埼玉)の文化祭「第46回藤桐祭」が2025年6月7・8日に開催される。文化祭実行委員長の吉岡稜太朗さん(高校3年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。

クラスや部活ごとにアート作品を展開

―文化祭全体の特徴を教えてください。

学校全体が一体となって創り上げる、大規模な芸術作品が特徴です。生徒の創造力と協力が結集しています。

各クラスや部活動が連携し、テーマに沿ったアート作品を展開。訪れる人々は、色彩豊かな展示やパフォーマンスを楽しめ、まるで一つの大きなアートの中にいるような感覚に浸れます。

特筆すべきはフィナーレでの部活動合同のパフォーマンスです。ダンス部や合唱部の生徒たちが一堂に会し、観客を魅了する壮大な演出が行われます。

音楽やパフォーマンスの力を借りて、感動的なクライマックスを迎えます。参加者だけでなく、観客も同じ空間で一体感を味わえて、文化祭の醍醐味(だいごみ)を存分に感じられます。

全国金賞の吹奏楽部の演奏は見逃せない

―文化祭の見どころは?

吹奏楽部の演奏です。全国大会で金賞を受賞した実力を持っており、情熱が詰まった素晴らしいパフォーマンスを披露します。美しいメロディーと迫力ある音色が響き渡る、心に残る演奏です。

演奏は多様なジャンルを取り入れたプログラムで構成されており、クラシックからポップス、映画音楽まで、幅広い楽曲を楽しめます。

―意気込みをお願いします。

他にも、数多くのライブやエンターテインメント、各クラスの企画も楽しめます。共栄史上最高の文化祭を作り上げるのでぜひ楽しみにしていてください!

第46回藤桐祭

昨年の文化祭で作った「アンブレラスカイ」の様子(写真・学校提供)

【開催日時】6月7日(土)・8日(日)両日とも午前10時~午後3時

【前年来場者数】1万5000人程度

【交通アクセス】東武スカイツリーライン「春日部駅」から徒歩30分、「春日部駅」からスクールバスで10分、東武アーバンパークライン「豊春駅」東⼝から徒歩約20分

【予約】不要

【HP、SNS】公式X:https://x.com/toutousai_Kyoei

【学校の特色】

勉強だけでは得られない力を部活、行事を通して得るという考え方の人が多く、部活やそれ以外の文化活動にも注力できる所です。(吉岡さん)