あなたは、得意だと思っていた科目の成績が突然落ち込んだことはありませんか? 私は得意の国語で、初めて偏差値60を切りショックを受けました。「自分はできる」と散々調子に乗っていたことへの自戒も込めて、成績の低下と回復の過程を紹介します。(高校生記者・おむすび=3年)
得意の国語で成績下がりショック
2年生の7月に受けた模試の結果が返却された時、自分の目を疑いました。国語の偏差値が、57.5と60を切っていたのです。

国語は中学生から勉強してこなかったのに、偏差値60以上をキープしていました。周りの人たちからすごいともてはやされていたので、大きなショックを受けました。
「ちゃんとやらなきゃ、もう一度国語を武器にするんだ」と思い、国語の勉強を始めました。

毎日苦手分野の復習→偏差値72.4に
まずは、模試で大きく失点していた現代文、確実に受験で使う古文について、模試の復習から始めました。現代文は文章中に出てきた知らない単語の意味を調べたり、記述問題の模範解答と自分の解答を見比べて、足りなかった部分を確認して解き直したりしました。
古文も同じく、長文の中に出てきた知らない単語を調べました。訳せなかった部分は文法を確認し、模範解答の訳と照らし合わせました。
ほとんど毎日、参考書を使って苦手な所や理解の浅い分野の復習をしました。古文は、サボっていた単語の暗記も始めました。
すると、11月の模試で偏差値が65まで回復し、1月には72.4まで伸びました。
過信せずに努力を重ねよう
今まで自分の力を過信し、あぐらをかいていました。しかし、それではいずれ痛い目を見ます。だからこそおごったり意地を張ったりせず、謙虚に努力を積み重ねるのが大切だと学びました。
今後は現代文と古文の勉強を継続しつつ、受験で使う漢文の勉強も始めるつもりです。
- おむすび 宮城県在住。放送部所属。ポケモンと東大王とQuizKnockが好き。今の高校にはないので大学に行ったらクイズ研究会に入りたい。