東京・駒場東邦中学高校の文化祭「第67回文化祭」が2024年9月14・15日に開催される。文化祭実行委員長の石倉東悟さん(2年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。(写真・学校提供)

中夜祭・後夜祭が盛り上がる

―文化祭の運営・企画の特徴を教えてください。

生徒の「自主性」と「団結力」です。特に文化祭の準備活動が本格化する夏休みは、駒東生の自主性と団結力が現れる期間だと思っています。文化祭当日に「プラザ」と呼ばれる中庭の中に設置されているステージ用の背景幕「ステージバック」は、夏休みに文化祭実行委員全員で製作します。団結力が表れた1枚です。実行委員は夏休み、部門ごとの仕事に加えて、全員が装飾関係の作業をする機会があります。「文化祭に携わっている」という実感が持てるようになっています。

広報部門による公式Xの運用解禁や、研究部門による調査型食品販売の再開など、文実幹部の自主的な働きかけによってさまざまな企画の実現に至りました。

―イチオシの催しや企画は?

1日目の最後に行われる中夜祭、2日目の最後に行われる後夜祭です! 中夜祭では有志で集まったチームがダンスを披露し、後夜祭ではこの日のために準備してきた軽音バンドがトリとして文化祭を締めくくります。

―来場者へ意気込みやアピールをお願いします。

今年は「各参加団体がそれぞれの音色を奏でてほしい」という願いを込めて「奏」というテーマを掲げました。駒場東邦生徒一同、来場者の皆さまが楽しんでいただけるように準備してまいりますので、ぜひ足を運んでみてください!

第67回文化祭

昨年の文化祭の様子。ステージバックの前でパフォーマンスする軽音バンド

【開催日時】2024年9月14・15日 両日ともに09:00〜16:30 その後、中夜祭・後夜祭(晴天時に限り参加可能)

【前年来場者数】約1万5000人
【交通アクセス】京王井の頭線「駒場東大前駅」より徒歩10分、東急田園都市線「池尻大橋駅」より徒歩10分。JR・私鉄「渋谷駅」よりバス
【予約】不要
【HP、SNS】公式ホームページ:https://67.komafes.jp/
公式X:開設予定