私は中学生のときから高校3年生まで、Androidのスマホを持っていました。周囲の友達はiPhoneが多い中、Android使用者だから疑問に感じたことがあります。(高校生記者・べいびぃ=3年)
Androidをバカにされた
私は中学生のときに、初めてスマホを買ってもらいました。買ってもらう立場なので機種の要求はせず、Android(アンドロイド)端末を持っていました。
学校でスマホの話をしていて機種の話になり、私は堂々と「アンドロイドを使っている」と言いました。すると、友達から「へぇー、アンドロイドなんだ」と見下した言い方をされました。アンドロイド端末を使っているだけで上下関係が生まれるのはおかしいと思い、「自分は自分」と言い聞かせました。ですが、人前ではスマホを出すのが嫌になりました。
「iPhone何の機種?」に傷ついて
友達が、私のスマホがアンドロイド端末だということを知ってる上で「iPhone何の機種?」と話題に出してきたこともあります。私は「みんながみんなiPhoneと思わないでほしい」「親の事情でiPhoneを持ちたいけど持てない子もいる」と思いました。もし私がiPhoneを持っても自分のスマホの機種を聞かれたくない人もいるから、話題に出さないようにしようと強く思いました。
カメラの個数でバカにされるなんて…
高校3年生になってスマホを変えることになり、初めてiPhoneを買ってもらいました。そのとき、スマホショップの店員さんから「以前来た高校生はiPhoneだけど、カメラが1つだけだと学校でバカにされると言っていた」と聞いて驚きました。
なぜカメラの個数でバカにされるのか分かりません。未成年の大多数が親からスマホを買ってもらっている立場なのに、iPhoneだからって自慢したりカメラの個数でバカにしたりするのはおかしいです。
契約時の支払金額を見ると自分が思っていたより倍以上高く、お金を払ってくれる親に感謝しました。そして、金額に関係なく物を大事にしなくてはならないと改めて感じました。私は、若者の少数派の機種への偏見がなくなることを願っています。