受験や試合は緊張しますよね。緊張のあまりガチガチになってしまうと、本来の力を発揮できないかもしれません。緊張を和らげるコツを高校生記者に聞いてみました。

ルーティーンを作る

【1】決まったルーティーンを作る

どんなことにも決まったルーティーンを作っています。部活の試合で緊張するときは必ず屈伸してからサーブを打つ、プレゼンや発表の際はポケットにお守りを入れるなど。安心できる材料を作っておくことが一番のおすすめです。(青=1年)

【2】息を吐くことに集中

息を吐くことに集中するのがおすすめです。緊張していると、つい息を吸い過ぎてしまい、呼吸が浅くなってしまいます。ゆっくりと息を吐くことだけに意識を向ければ、少しは緊張がやわらぐはず。少しの間でも目を閉じてみると、視覚情報がシャットアウトされて気持ちを落ち着けられます。自分のペースを乱さないことが本番では何より大切です。(桜いをり=3年)

深呼吸をして落ち着く(写真はイメージ)

【3】深呼吸をして落ち着く

小さい頃から緊張しやすく、すぐに頭が真っ白になってしまいます。なので、意識的に深呼吸をして、心を落ち着かせたり、いつも食べているお菓子を直前に食べたりします。自分を安心させるための方法を研究して、実践しています。(ラパン=3年)

これまでの努力を振り返る

【4】お守りグッズを持参

大事な日には必ず心のお守りを持っていきます。先生からいただいた直筆のメッセージや親友とのツーショット写真、普段から身につけているミサンガなど、思い入れのあるものを選んでいます。

思い入れのあるお守りを

試験前は緊張で不安になるかもしれませんが、応援してくれる周りのみんなや今までの自分の頑張りを振り返れるものを持っていると心強いです。(はばねろ=3年)

【5】自分を信じる

自分に「大丈夫」「私が一番努力した」と言い聞かせることで、少し安心して緊張が和らぐ気がします。本番直前には多くの受験生と接し、緊張MAXになると思います。とにかく自分を信じることで緊張が和らぎます。(りとるしゃけ=3年)

音楽を聴いて、「普段使うシャーペンがやったことを覚えてくれてるから!」と自分に言い聞かせて自信を持ち、試験を受けています。(一宮鈴愛=1年)

緊張を受け入れてみる

【6】やり切ることが自信に

最も大事なことは、本番に向けてやり切ることだと思います。やり切れば自信もつくし、緊張はほぐれていくと思います。練習では本番だと思って取り組み、本番では練習だと思って取り組むと、本番で緊張が緩和され、より成果が出やすいと思います。(コウヨウ=3年)

緊張しても大丈夫(写真はイメージ)

【7】あえて緊張を受け入れる

あえて緊張を和らげようとしないのも一つの方法です。普段と違う環境や「絶対に成功したい」という思いで緊張するのは当たり前です。緊張している自分に焦らず緊張を受け入れることで、心を落ち着けられるのではないでしょうか。(りかがの=3年)