「疲れた」「理由は分からないけど、なんだかしんどい」なんてことはありませんか? 人一倍環境に敏感で、毎日がいっぱいいっぱいだった私が発見した、自分を守るポイントを6つ紹介します。(高校生記者・さぼてん=2年)

【1】完璧を捨てる

完璧でなくてもいいから取りあえずやってみること。心が疲れているときは「何もできていない、どうしよう……」と焦りがちですが、無理は禁物です。

好きなものでいっぱいの棚

私の場合、何もかもつらくて部活に行きたくないと思うときがあります。そこで「取りあえず行ってみて、やっぱりしんどかったら帰ってもOK!」という心持ちを大切にしています。行ってみると楽しい仲間のおかげでリフレッシュできることもあります。

【2】好きなことに没頭する

好きなことを思う存分楽しむこと。勉強が忙しい人もいると思いますが、苦しいまま勉強しても勉強効率が下がるだけです。疲れているのは日頃頑張っている証拠。趣味に没頭したり、心ゆくまで寝たり、時には自分をことごとく甘やかしちゃいましょう。

塗り絵をしてつらい気持ちを和らげることも

【3】視界をさえぎる

視界をさえぎること。私にとって心が疲れてしまう原因の一つに、「目の前に情報がありすぎること」があります。少し机に突っ伏すくらいがちょうどいいです。昼寝をしてもいいですが、寝すぎには要注意です。

【4】「何もしない時間」を作る

あえて何もしない時間を作ること。気力が湧かないなら、ぼーっとする時間を大切にすべきです。元気になってからまた頑張りましょう!

【5】信頼できる人に相談する

人に相談すること。誰かを頼ることはハードルが高いですが、効果絶大です。中学時代の私はつらいことがあっても相談できませんでした。しかし高校入学後、勇気を出して自分のことを話し、安心して話せる先生や友達に出会えました。「どうせ無理」と思わず、周りの人を信じてみてください!

【6】自分を思いやる心を持つ

つらいときに一番大切なことは、自分を思いやること。私はしょっちゅう病んで、自分のことを「大嫌い」と数えきれないほど思いました。それでも、今こうして自分の経験を語れるのは、自分のことを大切にしようと心がけ、頼れる存在がいたからです。

人と関わることは苦手ですが、それを克服して、これからは多くの人の心に寄り添えるようになりたいと強く思っています。