若者がLINE離れしていると話題になることがあるが、本当だろうか? LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の高校生に「友達との連絡手段」について7月7日から10日にアンケート。212人が回答。連絡手段を巧みに使い分ける姿が見えてきた。(編集・越沢琴奈)
友達との連絡はLINEのトークが99%
友達と連絡するときに使う手段を選んでもらったところ、「LINEのトーク」が99%と圧倒的だった。次点のInstagramのDM(ダイレクトメール)は58%だった。
続いて、選んだアプリ等を使う理由と、複数使っている場合の使い分けについて聞いた。
LINEのトーク
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■みんな使っているから
LINEが一般的すぎて逆にそれ以外の連絡手段を持ってない。(ジャンピング・2年)
みんなLINEを使っている。みんなとの連絡をLINE一つでできて便利。(tyv・3年)
■業務連絡
基本LINEで必要事項の確認、どこに遊びに行くかの話し合いなど。(1年)
■仲良しな人はLINE
親しい人との雑談用。(千夏・3年)
プライベートな会話、こみいった話をしたいときはLINE。(3年)
■複数人トークはLINE
いつメングループ、部活で使ってる。(1年)
多くの人に転送できたり、グループを作って連絡を取り合えたりと使い勝手がいい。(2年)
■便利な機能が多い
「既読」がわかりやすい。(1年)
いろいろなファイルや画像、位置情報などが送れて便利。(にゃん・1年)
アルバムを作れるから通知を減らせて便利(やも・1年)
InstagramのDM
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■関係性薄い人との連絡手段
知り合ったばかりの友達との連絡はインスタ。(うみちょ・2年)
他校の人、あまり関わらない人はDM。(コンポタ・1年)
まあそこそこかなーって感じの人、他のクラスであまり話さない人はインスタで済ませます。(やまもと・2年)
■投稿・ストーリーへの反応
誰かがあげたストーリーや投稿に対するコメントが中心です。結構話が広がることが多め。(やも・1年)
■話しかけるきっかけに
私から連絡したくても勇気が出ないときは、ストーリーにコメントをして、そこから話すようにしている。(ランドリーピンク・2年)
■何気ない会話をするときに
Instagramは友達との何気ない会話が多め。(猫だだん・1年)
TwitterのDM
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■ヲタク友達との連絡
ヲタ友との連絡。情報の共有や悩み相談に使う。(歩く名言製造機・3年)
■ツイッタラーの友達用
Twitterの浮上率が高い親しい友人はTwitterのDM。(3年)
メール
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■先生も含むやり取りで
学校の公式メールアドレスで先生も交えて連絡する。(TK・2年)
■公私を分けたいとき
LINEは雑談にも事務連絡にも。部活やグループ学習では、学校の配布メールアドレス。公私を分けて大事な業務連絡と雑談を混ぜないようにしている。(2年)
ショートメール
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■LINEの代わりに
LINEを使ってない人にはショートメール。(あき・1年)
LINE通話
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■ゲーム通話に
LINEは親しい人との雑談用。オンラインゲームで遊ぶときにLINE通話を使う。(モフまろ・3年)
■緊急性のある連絡
LINE通話は「先生が呼んでる」など緊急性があるとき使う。(ハニレモ・3年)
多彩な連絡手段がある中で、「友達にLINEとInstagramのDM、どっちの方がよく見る?と先に聞いておく」(ふにちゃん・3年)のように友達の状態を見て使い分けているという声や、相手との関係性でLINEとインスタを使い分ける声、「ふざけるときはインスタ、予定決めや複数人トークはLINE」(主・1年)と用途によって変える声も多かった。
そのほかに、Discord、Slack、Snapchat、Google Chatを使っている人も少数ながらいた。
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