24時間で消えるインスタグラムの「ストーリー」は、高校生にとって身近な発信手段。気軽に使える一方、人間関係がこじれたり、内容に引かれてしまったりします。高校生3人に、「好印象なストーリー」を聞きました。(和田七望=学生ライター)
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【内容】ささいなことを気軽に発信
―ストーリーはどのように使っていますか?
あおい(2年):24時間ですぐに消えるので、「ゲームのランクが上がった報告」や、「欲しいものがあるけど高くて買えない……」など気軽に投稿します。
ひより(2年):ストーリーはささいなことも投稿しやすいですよね。私は友達との写真やきれいな風景、作った料理の写真を上げることが多いです。
さくら(2年):プリクラや映画のパンフ写真などを上げて「一緒に行こう」と誘うこともあります。気に入ったものはハイライトに残します。

【頻度】週2~3くらいが妥当?
―どのくらいの頻度でストーリーを上げますか?
あおい:私は週1回くらい。多い人は3日に1回ほどです。
ひより:私は普段だと週に1、2回で、長期休みにはもっとたくさん挙げます。
さくら:私は基本は「見る専」ですが、周りの投稿頻度が高い子は週3~5回くらい。バイトをしている子が、「バイト終わった」とストーリーに挙げているのもよく見ます。
【注意】「自慢」と「親しい友達」機能はトラブルの元
―ストーリーを上げるときの注意点があれば教えてください。
さくら:ストーリーは、内容より更新頻度が大切かも。彼氏とデートした自慢も、週1なら微笑ましいけど、頻繁すぎると気になります。

ひより:ブランド品を買ったときにストーリーで上げている人は、正直あまり印象がよくないです。あとは、「遅刻しそう」という言葉と一緒に足元の写真を上げる、みたいな日常的すぎるものも、わざわざ上げなくても……と思ってしまいます。

ひより:「親しい友達」機能には要注意です。学校でストーリーの話題が出た時に、「私見てない……」となると気まずくなります。
あおい:ひよりさんと同じ状況になった人、見たことあります。「親しい友達」って、入れたつもりだったのに入っていなかったりして、責められちゃったり……。便利な機能ですけど、現実の会話ではあまり出さないほうがいいかもしれませんね。