私の中1の成績はほとんどが3で、クラスで真ん中くらいでした。しかし、目標を持ち勉強に向き合ったことで、中3の成績はオール5になりました。私が実践した勉強法を中学生のみなさんはぜひ参考にしてもらいたいです。(高校生記者・カフェラテ=3月卒業)

【1】憧れの人を見つける

中学時代の私は、部活の部長に憧れていました。部活が忙しいのに、スキマ時間なども利用して勉強と両立していた姿を見て、私も頑張ろうと思えました。憧れの人をきっかけに、勉強に意識を向けていきましょう。目的はモチベーションを上げることなので、同級生でも大丈夫です。

母からもらったハチマキ

【2】目標を決めて宣言

初めに大きな目標を立てるのがおすすめ。その目標を達成するために、やることを細かく決められるからです。私は理系の職業に憧れがあったので、まずは数学の勉強に力を入れることにしました。次の数学の成績を5にすると決め、数学の先生にも宣言。そうすることで、「達成しないと恥ずかしい」と私の中で火が着きました。

【3】勉強熱心な友人と関わる

友人が努力家だったので、とても刺激をもらいました。彼女のおかげで、テスト直前しか勉強しなかった私が3週間前からテスト勉強を始めるように。

勉強熱心な友人がいると、常に次のテストを意識でき、「私もやらないと!」とやる気が湧いてきます。勉強中に感じがちな「孤独感」などのマイナスな感情も感じにくくなります。「Studyplus」という、勉強時間や内容を記録できるアプリもやる気が出るのでおすすめです。

【4】分からないことはすぐに解決

授業で分からないことは、大きめのふせんに「問題番号」「日付」「分からなかった理由」をなるべく細かく書いていました。その疑問をできるだけ早く解決すると、テスト勉強の際に効率よく勉強を進められます。浮いた時間を苦手な単元に使い、克服していきましょう。

ふせんに分からないところをメモ

【5】スキマ時間で効率よく勉強

地理や歴史などの暗記類は、暗記カードに書いて何度も何度も繰り返しました。これも、友人を見習って始めた勉強法です。

答えが書かれているプリントは緑ペンを引き、常にポケットなどに入れていました。1~2分の短いスキマ時間でも、そのプリントを赤シートで隠して勉強できるようにしていました。

目標を持ち、勉強習慣を一つずつ身につけることで、オール3からオール5になることは可能です。自分に自信を持ち、頑張ってください。応援しています!