私は中3の2学期にはオール5の成績をとり、第1志望の高校に合格しました。部活や生徒会と両立しながら塾なしで合格できたのは、中1から「受験を意識した勉強」を行ったから。中1からできる高校受験対策を紹介します。(高校生記者・わっちょ=2年)

受験の仕組みを理解する

敵を知らずに戦い始められません。受験の流れ、出願に必要な書類、試験の形式などをいち早く理解しましょう。私は母と調べました。

合格通知書とずっと使ってきた勉強机

そして、志望校候補を見つけてください。1つに絞る、ランクを落とすのは後からでもできるので、自分の偏差値よりも高い学校を選ぶ方がいいと思います。私がなんとなく志望校を決めたのは中2の夏。必要な内申点や得点を具体的に意識でき、中2のうちから勉強に緊張感をもてました。

自分に合った勉強方法を見つけよう

実践しないと自分に合う勉強法はわかりません。私は授業の復習として、自分で考えた要約をノートの空きスペースや付箋に書いて貼る勉強法が自分に合っていました。習ったことの苦手をなくすことで深い理解につながるほか、学校の成績の提出物点アップにも効果的で一石二鳥でした。

しかし、勉強の計画や記録を記入するノート「スタディープランナー」を使ったり、まとめノートを作ったり、音楽を聞きながら勉強したりすることは、私には全く向いていませんでした。もちろんこの勉強法が合う人もいるでしょう。

PDCAをしっかり回す

毎日の勉強習慣をつけることも大切です。私の周りの同級生の多くは勉強習慣が身につかず、中3になってから特に悩んでいた印象があります。

私は「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」を繰り返すPDCAサイクルを意識し、勉強スタイルに徐々に調整を重ねました。中でも、怠りがちな人が多い「Plan」と「Check」の作業を特に大切にしていました。

夏休みのある1週間の勉強計画

例えば、Checkの作業で暗算のミスが多いと分かれば、次のテストまでの計画に100マス計算をすることをPlanに盛り込んだり、見たことのない傾向の問題が出たのなら新たな問題集を使うようにしたりしていました。そうすることで、中3から良い状態でスタートを切ることができます。

テストを分析し先生の「クセ」把握

中3になってから学力を追い上げても、内申点を上げるには難しいと思います。私がオール5をとれた要因は、「先生ごとに成績の付け方のクセやコツを理解したこと」です。

オール5をとった際の通知表

私は中1の2学期からテストの傾向を分析し、次のテストに向けて対策を練りました。分析する内容は「テストの難易度」「どのような教材から出たか」です。自分がそのテストのためにいつごろ、何の教材で勉強をどれくらいしたかもまとめました。

技術のテストでプリントを勉強したけど、教科書を全く復習しなかったら、点数がとれなかったことがありました。知識をつけることも大切ですが、定期テストでは傾向を見て最短距離で得点することも大切だと思います。

中1、中2のうちはあせる必要はないと思います。部活や生徒会、趣味を楽しむことも大切です。その経験も高校選びや面接につながります。今できる努力をすると、受験生になったときの自分が感謝すると思います。