中高生に人気のスポーツアニメ・漫画は? 高校生新聞ではLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の中高生102人に1月にアンケート。多くの票を集めた作品や人気のキャラクターを紹介する。(越沢琴奈)

「ハイキュー!!」28人・バレーで全国目指す

まずは、作品から紹介。「ハイキュー!!」は、低身長ながら高い身体能力を持つ日向翔陽が、影山飛雄はじめバレー部の仲間と全国を目指す物語。

■「負け」も描かれる

勝つことだけでなく「負け」を描くシーンを印象的に感じた。「負け」を乗り越える様や、それぞれのチームのあり方がとても面白い。(うた・高校2年)

■各キャラに物語あり

みんながそれぞれの人生の主人公なのだなと思える、人生の教科書的作品。(なまけもの・高校2年)

各キャラクターにストーリーが細かくあり、推しキャラを選べない。(🎲chocolate・中学3年)

「SLAM DUNK」7人・映画も話題、バスケ漫画の名作

好きな女の子がきっかけでバスケ部に入った不良、桜木花道の成長を描く。22年12月に映画が公開され、話題になっている。

■不朽の名作

この世にあるギャグ漫画の頂点に立つ漫画。至る所に笑えるポイントがあり、笑わずにはいられない。そして、とても感動する話でもある。三井さんがバスケ部に戻ってくる話、山王戦、全31巻を通してわかる花道の人間としての成長。この漫画は不朽の名作。(Reo・中学3年)

■試合の描写力

ハラハラドキドキな試合展開はもちろん、試合というセリフだけでは描けないものを描く描写力が素晴らしい。(水素水・中学3年)

「ブルーロック」7人・読めない展開にゾクゾク

W杯の日本優勝を目指し、ユース世代のフォワード300人が「ブルーロック」という施設に集結。たった1人の「エゴイストなストライカー」に選ばれるため、過酷な訓練に挑む。

■設定が面白い

まず設定が面白い!キャラクターもそれぞれ個性があってみんな推せる。(みかんゼリー・高校3年)

全く読めない展開がたくさんあって、観ていてぞくぞくする。(さくら・中学2年)

「ツルネ」6人・弓道と向き合う高校生の青春

あることを理由に中学で弓道をやめた鳴宮湊が、高校で再び弓道と向き合うことに。

■アニメの臨場感がすごい

「弦音(ツルネ)」とは弦から弓が放たれる音のこと。アニメでは実際の弓道と同じく一人一人の弦音が異なるので、キャラクターの個性や臨場感を感じられ、作品の世界に入り込める。(あるる・高校1年)

絵がとにかくきれい。弓道の魅力がすごく伝わってくる。(ぴこみん・中学3年)

「ダイヤのA」5人・試合のドキドキを味わえる

投手の才能を見いだされた沢村栄純が、野球の名門高校でエースを目指す。

■野球に向き合う主人公・チームの成長

高校野球の様子を鮮明に描いている。ひたむきに野球に向き合う主人公が日々進化し、チームとしても成長していくのが良い。(日本の味方・高校2年)

野球のルールを知らなくても楽しく読め、試合中のドキドキワクワクも味わえる。(柚依・中学2年)

「黒子のバスケ」4人・ありえない技がかっこいい

帝光中「キセキの世代」幻の6人目の黒子テツヤ。高校のバスケ部で日本一を目指す。

■異次元なところも面白くかっこよい

ありえない技の連発に加え、その演出がかっこいい。(ぼーちゃん・高校1年)

しっかり参考になる部分も、異次元で少し笑ってしまうところもある。とてもおすすめ。(aullik・中学2年)

「アオアシ」3人・勇気もらえるサッカー漫画

弱小サッカー部の青井葦人が各選手を「俯瞰(ふかん)」する力を評価され、ユースに入団する。

■プロ目指すキャラから勇気をもらえる

サッカーが好きなので、プロになろうと頑張る人たちを見て勇気をもらった。(にゃーイス!・中学1年)

「イナズマイレブン」3人・必殺技がかっこいい

弱小サッカー部キャプテン円堂守は、廃部がかかる強豪校との練習試合勝利へ奮闘する。

■技のまねして遊んだ

超次元サッカーでそれぞれの個性を活かしたかっこいい必殺技がある。よくまねをして遊んだ。各キャラクターが特訓や試合を乗り越えて強くなっていくところに魅力を感じる。(KOALA・中学2年)

「弱虫ペダル」3人・自転車競技にかける高校生たち

ママチャリで激坂を上り秋葉原に通う小野田坂道は、その力をかわれ自転車競技部へ。

■自分も頑張ろうと思える

好きなことや好きな人を原動力にして頑張る主人公を見て、自分も頑張ろうと思える。(柚餅・高校1年)

【番外編】「ちはやふる」3人・スポーツではないけれど…

綾瀬千早が競技かるたのクイーンを目指す。文化部である競技かるたを描いてはいるものの、スポーツ漫画と同じような世界観を感じるという声が挙がった。

■引き込まれるちはやふるの世界

百人一首は知らない世界だけど、ちはやふるの世界に引き込まれる。千早たちの青春が素晴らしい!(しゅみれ・高校1年)

競技かるたは「競技」という言葉を冠するだけあって、スポーツだと思う。競技かるたに恋に青春に奮闘する高校生たちを描いた、楽しく面白い作品。(なつみかんです。・中学1年)