昨年のサッカーワールドカップで日本代表は強豪ドイツ・スペインを撃破し、盛り上がったことは記憶に新しいですよね。私は中学時代、サッカー発祥の地・イギリスで暮らしていました。イングランドのプロサッカーリーグである「プレミアリーグ」の試合を現地で観戦し、感じたことを伝えます。(高校生記者・かな=2年)

パブでお酒を飲みながら観戦が主流

イギリスの美容外科「Longevita」のアンケート(男性約2100人対象)によると、イギリス人男性の約70%は、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定やPKのミスなどを見て受けるストレスが、髪が薄くなる恐怖よりも強いそうです。

試合がパブリックビューイングできるイギリスのパブ

これほどまでサッカー熱が高いイギリスでは、サッカーを見る場所としてスタジアム以外に、パブでお酒を飲みながら観戦することが主流です。なぜなら、スタジアムではお酒が禁止されているからです。

サッカーは「エンタメ」

イギリスでのサッカーの試合の楽しみ方は、意外にもサッカーの戦術について語っている人は少なく、ほとんどは声を上げてミスに対して怒る、もしくはゴールを喜んでいる様子です。サッカーはあくまでエンターテインメントの一部であり、お酒を飲みながら周りの人と一緒に応援することを楽しんでいるのです。

スタジアムの迫力がすごい

プレミアリーグの試合は、全てサッカー専用スタジアムで行われる上に、収容人数は多いところで7万5000人のところもあります。

実際に試合を観戦したスタジアム

プレミアリーグは選手との距離も近く、プレーそのものの迫力もすごい上に、サポーターの声も大きくやじもよくとび、日本ではあまり見られないような気迫のある試合が多いです。

最近は、日本からも三笘選手や冨安選手がプレミアリーグで活躍しており、人気を博しています。サッカーの本場と言われるイギリスでは、このように日本とは一味違った観戦体験ができます。みなさんも機会があれば、ぜひイギリスのサッカーの試合を見に行ってみてください!