全国的にクマ出没や人的被害の報道が相次ぐ中、私の住む東北の山間部でも出没の影響がありました。身の回りで起きた変化をお話しします。(高校生記者・はなね=3年)

保護者の送迎が必要になった学校も

クマの被害が連日のように報道されています。山が近い場所に住んでいるため、毎年秋になるとクマの出没情報が届きますが、今年は例年よりも深刻に感じます。

このスニーカーを履いて歩くのが好き

近隣には、通学路近くにクマが現れ、捕獲が難航したため、登下校時に保護者の送迎が必要になった学校もありました。現在は少しずつ送迎不要になってきましたが、学校へ自分だけで通うことすら難しくなる状況は、緊迫感を強く感じさせます。身近で起こる出来事として、私自身もより一層注意しなければならないと思いました。

ニュースを見るたびに恐怖

私は夜の散歩が趣味です。ストレス発散になり、何も考えずに過ごせる時間として楽しんでいました。しかし、夜の外出は控えるようになりました。襲われた人や被害に遭った物のニュースを見るたびに恐ろしく、出歩く気にはなれません。

散歩中の景色、また見られるはず

クマの出没は多くの人の生活を変えています。被害が落ち着き、安心して過ごせる日常が一日も早く戻ることを願っています。

はなね 東北の雪国に住んでいる。リラックマが好き。趣味は音楽、読書、物書き、散歩。日常の小さな幸せを大切に、謙虚に元気に生きていける人間になりたい。