今年は熊による人的被害をよく耳にします。私の住む地域でも、最近熊の出没情報を頻繁に耳にします。地域の反応と私が感じた思いを伝えます。(高校生記者・おむすび=3年)
熊の出没情報が相次ぐ
2週間ほど前から、熊がよく出没するようになりました。通っている高校の周辺でも目撃情報があり、学校生活にも影響が出ています。例えば、校外で行う予定だった清掃活動は、安全を考えて校内のみの実施に変更されました。
授業中にも熊の話題が
熊が出没するようになってから、授業中に熊の話題を出す先生が増えました。熊の生態や遭遇時の行動、友人が実際に遭遇した体験など、話す内容は先生によって異なります。多くの場合、「命を守るために冷静な行動を取ることが大切」という結論になり、先生方の危機意識の高まりを感じます。
「熊を見たい」不謹慎発言する同級生
一方で、クラスメートの中には、学校から熊の出没情報が届くたびに「遭遇してみたい」「実際に見てみたい」「倒せるかも」といった冗談を言う人もいます。そのたびに、私は実際に被害に遭った方がいる現実を思い、軽い気持ちで口にするのは不謹慎ではないかと感じます。発言した人には悪気がないのかもしれませんが、被害を受けた人の存在を知ったうえで笑い話にするのは違和感があります。
危機感を持って行動したい
身近な地域で出没情報が続き、正直外出が怖くなる時もあります。熊の被害をひとごとにせず、危機感を持って行動する意識が、自分の命を守る第一歩だと思います。今後も気を引き締めて過ごしていきたいです。
- おむすび 宮城県在住。放送部所属。ポケモンと東大王とQuizKnockが好き。今の高校にはないので大学に行ったらクイズ研究会に入りたい。


















