成人年齢が18歳になって初めての成人の日。新成人が考える「なりたい大人」とは? 高校生新聞ではLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者のうち、2023年1月9日までに18歳になる高校生63人に12月にアンケートを実施。寄せられた声の一部を紹介する。(越沢琴奈)

新成人が考える理想のなりたい大人像

まず、どんな大人になりたいか教えてもらった。

責任感と余裕がある

■冷静で落ち着いた人

冷静沈着で落ち着きと余裕のある大人。時間ややることに追われてバタバタせず、常に余裕を持って突然のことにも対応できるカッコいい人になりたい。(こたつ)

■言動に責任を持てる人

自分の言動に責任を持つ人。引き受けたことは最後まで一生懸命やり、失敗や間違いは潔く認めて次に生かす努力をする。(玲咲)

■自分の意見を持つ人

人の意見を尊重しつつも、自分の意見をしっかり持って行動できる人。(テニス部🎾)

自分らしい「心」を持ってる

■好きなことを「好き」と言える人

周りに迷惑をかけることはしない範囲で自分の信念を貫き、自分らしく生きる人。好きなことをちゃんと「好きだ」と言って行動に移せる人。(白瀬)

■遊び心を忘れない人

いつまでも遊び心を忘れない大人。大人は難しいことが増えて、堅苦しくなってしまいがち。どんなに年をとっても、子どものような好奇心や探究心、遊び心を常に持っていたい。(しらさん)

■幸せを感じられる人

普通の日々や小さなことに幸せを感じる人。(ペンネームなし)

優しいふるまいができる

■誰にでも優しく

誰にでも対等に優しくできる人。今は多様性の時代。先入観や偏見を持たず接すことができるようになりたい。(たすく)

■周りに気を配れる人

人に優しく接することができる人。周りに気を配って周りの人から尊敬されるような人。(なゆり)

気配りのできる大人に

「大人」と「子ども」の違い

「大人」と「子ども」の違いは何か、新成人の考えを聞いた。

自分で責任を負う

■自分で決めて責任持って行動

何をするかを自分で決め、責任を持って行動できるのが大人。自分のことに責任を持てないのは子ども。(なゆり)

■子どもは失敗を経験する時期

大人は失敗したら自分で責任を負う必要がある。子どもは失敗してもその必要がない。子どもは将来のためにたくさん失敗を経験する時期。(わたし)

周囲の人とのかかわり方が違う

■周りを気遣えるのが大人

自分のことしか考えられない人は子ども。周りを気遣える人は大人。(たすく)

■大人は自立しなければならない

周りの人から気にかけてもらい、いろいろなことを教わるのが子ども。世の中から見捨てられるわけではないが、自立しなければならないのが大人。(白瀬)

自立した大人(写真はイメージ)

■自分の限界を知っている

子どもは自分の無力さを知らないため、ついむちゃをしてしまいがち。自立した大人は良い意味で自分の限界を知っているため、うまく助けを求められると思う。(カエデ)

法律で許される行動が増える

■運転免許に飲酒…

18歳以上で運転免許が取得できる。20歳になればお酒が飲める。(ふす)

(成人に限らないが)大人は税金を払ってお金の管理を自分でするイメージ。(yuki)

見える世界が変わる

■新しいことが見えなくなる?

大人はいろいろな世界が見えるが、新しいことなど見えなくなる。子どもはずっと同じ世界が見えるが、新しいことがたくさん見える。(えの)

見習いたい大人がいる人は76%

最後に、周りに見習いたい大人がいるか選んでもらった。アンケートに答えてくれた新成人のうち、76%の人に見習いたい大人が周りにいることが分かった。

周りに見習いたい大人はいる?

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