「英語をもっと好きになりたいな」と思ったことはありませんか。私は「もっと英語に触れたい」と思い、学校の図書室から洋書を借りて毎週読むようにしたところ、英語が一番好きな科目となりました。皆さんに、洋書を読むことの面白さを伝えます。(高校生記者・ラパン=2年)

英語のまま理解する訓練に

「英語で書かれている本は難しい」と思う人もいるかもしれません。ですが、洋書の英語のレベルはさまざまなので、自分に合うものを選べます。英語を学ぶ上で大切な「英語を英語のまま理解すること」ができるようになります。

たくさんの洋書が並ぶ

おすすめの洋書を紹介します。まずは「Oxford Reading Tree(ORT)」シリーズ。イギリスの4~7歳の子どもの教科書として、用いられています。

語数も少ないものから多いものまであり、読みやすいです。イラストが全てのページにあるので、英単語がわからなくても、イラストを見て予測しやすいです。レベルが1から9まであり、200冊以上あります。

次は「MR. MEN LITTLE MISSシリーズ」。よくくしゃみをする子や、背が高い子など、個性豊かなキャラクターの一人一人を紹介する洋書の絵本です。読んでいると、温かい気持ちになります。

手帳に感想をメモ

私は「多読手帳」をつけて、自分の読書量を把握しています。自分が書いた感想を読むと、「ここが面白かったのか」とあらためて思い、もう一度読みたくなります。難易度も記録しているので、今の自分に合うレベルの洋書を再び探せます。今まで読んできた語数が増えていくと達成感があり、もっと頑張ろうと思えます。

中学1年生からつけている多読手帳

現在は、ハリー・ポッターシリーズを読んでいます。あらすじを知っているので、わからない単語も推測しながら読め、楽しく学べます。私は洋書の多読を続けることで、英語の成績が上がりました。テストだけでなく、外国人と話す時にも、多読を通して学んだ熟語、単語、文法を生かせています。ぜひ、皆さんもたくさん洋書を読んでみてください!