読者の中学3年生女子・ぴのりさんからLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に、推しのアイドルに「ガチ恋」し、共演女優に嫉妬してつらくなるというお悩みが寄せられました。読者の皆さんから届いたアドバイスを紹介します。
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【お悩み】推しに「ガチ恋」していてつらい
私は、推しのアイドルに本気で恋をしていて、その人が出演している映画やドラマはほとんど見ています。推しが主演のドラマを見ていて、幼なじみ役の女優に「(私と)変わってほしい……」とすごく嫉妬してしまいました。推しの主演映画を見て、恋人役の女優とのキスシーンにすごく悲しくなりました。
共演女優と結婚したらと不安に
役というのは分かって見ているのですが、共演がきっかけで熱愛に発展しないかとか不安になって、すごく悲しいです。結婚したら…と思うたびにつらくなってきて苦しくなります。
私が推しと付き合うことはできないし、推しの恋愛を止めることもできないです。この気持ち、どうしたらいいですか? アドバイス、よろしくお願いします。(中学3年女子・ぴのり)
ファンレターを書いてみる
「好き!」っていう気持ちは誰にも止められないですもんね。人を好きになれることはとてもすてきなことだと思うので、自分の気持ちを大切にしてください。提案なのですが、「ファンレターを書いてみる」のはどうでしょう? 思いを伝えられるいい手段だと思います。
もしも「推し」さんが、結婚してしまったとき……苦しいし悲しいと思います。でも、大切な人の幸せを願うのも大事なこと。あなたが「推し」さんの幸せを喜んであげると、「推し」さんも喜んでくれるのでは。つらいとは思いますが、頑張ってください。「もしも」の日が来ないことを、私も祈っておきます!(高校1年女子・レモネード)
推しが選んだ人との幸せを祈ろう
私も「推し活」しているので、気持ちは分かります。しかし、厳しいことを言うようで申し訳ないですが、恋愛に発展するような状況で、推しとあなたが出会える確率はほぼないに等しいと思います。
そう考えたら、「自分よりずっときれいですてきな女優さんと恋愛するほうが、推しも幸せかな」と私は思うようになりました。
確かに、「匂わせ(編集部注※付き合っていることをほのめかすような行為)」などをするような異性と推しが交際していたら、少し悲しい気持ちになります。ですが、推しはそんな人を選ばないと信じています。「推しは推しが選んだ人とずっとずっと幸せになってほしい」といった気持ちで見ていたら少しは気が楽になるのではないでしょうか。(高校2年女子・みょん)
近くに似てる人を見つけよう
推しの俳優さんにゾッコンって、よくありますよね。そうやって夢中になれることってとてもいいことだと思います。俳優さんって影響力もあるし、カッコいいし、完璧だし、夢の世界の人ですよね。
少し目線を変えて、「身近に憧れる人」っていませんか? 推しの方とはほど遠いと思うかもしれませんが、近くに顔、しぐさ、声、癖、考え方が似てる人っていませんか? そういう人がいるならば、少し掘り下げることで、推し以上の発見もあるかもしれませんよ。そうなれば、推しの俳優さん以外にも、推せる人の範囲が広がると思います。(社会人男子・みつを)
推しが好きすぎる自分を認める
私もとある男性アイドルグループの推しがおり、嫉妬することはしょっちゅうあります……。そのため、ぴのりさんのお気持ちがよく分かります。いっそのこと「共演女優に嫉妬してしまい、さらに推しの熱愛報道や結婚に不安になってしまうほどその推しが好きすぎる自分」を素直に認めましょう! それが手っ取り早いです(笑)
もちろん嫉妬しすぎて推しに迷惑をかけるのは良くないですが、嫉妬しちゃうことは推しがいる人には当たり前。これからもその推しに対する熱い思いを抱いて、応援し続けましょう!(高校3年女子・美鳥)
「好き」の気持ちを自分磨きに
実際私も、推しにガチ恋していた時期がありました。確かに、推しと恋愛成就することは難しいと思います。しかし、好きという気持ちを無理に押しつぶす必要はないのではないでしょうか。なぜなら「絶対」付き合えないわけではない(可能性は0%ではない)し、今はその人が好きでも、いつか身近な人のことが好きになるかもしれないし。
「好き」の気持ちも、「推しに見合うようにもっとかわいくなる!」「もっと勉強や部活を頑張って自分磨きをして、少しでも推しに近づく!」など、自分にとってプラスになるようなことに変えられます。ガチ恋も、普通の恋として楽しんでいきましょう! (高校1年女子・あるーふ)
「ひとつの作品」として距離を置いて
私にもアイドルの推しがいます。もし、推しを見たときに「楽しい」「幸せ」という気持ちよりも、「苦しい」「つらい」という気持ちのほうが大きくなっているのであれば、すっぱりと距離を置いてしまうのもひとつの方法です。
私は、あくまで推しが出ているドラマや映画などは「ひとつの作品」であり、推しはその一部だと思って映像を見ています。どうしてもモヤモヤしてしまうのであれば、ドラマや映画は見なくても良いのではないでしょうか。その分、音楽番組やバラエティー番組などで活躍する姿を、精いっぱい応援すればよいと思います! (高校2年女子・なお)
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