私は社会や理科などの暗記が苦手で、定期テストの点数が伸び悩んでいました。ところが、危機感を持って勉強法を見直したら、90点台を取ることができたのです! 効果があった4つのコツを教えます。(高校生記者・ぴりか=2年)
【1】テスト2週間前から開始
暗記系は「何度も繰り返すこと」が大事。テストの2週間前くらいから余裕を持って範囲の確認をし、「自分がどこを理解できていないのか、覚えられていないのか」を把握することで、直前は苦手な部分だけをピンポイントに学習できました。
【2】必要な部分を1枚にまとめる
範囲の確認で大切なのは、教科書や参考書を読むだけではなく、「自分が必要だと思った部分をルーズリーフなどにまとめる」こと。1枚の紙に大事なことだけまとめてあると、スキマ時間に取り出して勉強しやすくなるのでおすすめです。
ちなみに私は学年が変わって使わなくなったノートの余ったページを破って書いています。
【3】他教科の合間に暗記
他教科を勉強していて、集中力が続かなくなった時に暗記系の勉強を挟むと、気分をうまく切り替えることができました。復習する回数を増やすことで定着しやすいと感じました。
ただ、テスト前に他教科で分からないところが多くあると、暗記に使える時間が少なくなってしまいます。テスト勉強に入る前に他教科の基礎を固めておくことが必要です。
【4】友達や家族に覚えたことを説明
「誰かに説明できると自分でも理解できている」と聞いたことがあったので、試してみました。私が一番効果を感じられた方法です。
何も見ずに説明しようとすると、覚えたつもりになっていたことも頭に入っていなかったことがよくあり、とても驚きました。説明するために頭の中で分かりやすくまとめることで、記憶も整理できます。説明した後に質問をしてもらうのも思い出すのに効果的です。
暗記が苦手だという人は多いと思います。私もとても苦手でしたが、このように勉強しているうちにだんだんとできるようになってきました。皆さんも苦手教科を克服できるように頑張ってください!