大学生というのは、高校生と社会人とをつなぐ過渡期であり、高校生よりも行動範囲が大きく広がります。上京して大学に入学した私が、一人暮らしをして驚いたことを紹介します。(みかみ=大学1年)

夜遅い外出でも何も言われない

一人暮らしをして大きく変わったことはいくつかありますが、「自分の行動を自分で決められる機会が多くなったこと」がすべてに共通しています。

大学生になって持ち始めたカード

まずは「時間やスケジュールの管理を自分でする必要が出てくる」こと。私の場合、サークルの集まりや、学校帰りの買い物で、夜8時や9時くらいの帰宅が多くなりました。夜10時の電車に乗っていても、誰にも何も言われません。

友達と電話で夜遅くまでしゃべっていて、朝起きられなくなってしまうことも増えるので、「翌日が休日か」などで調整できるとよいです……(苦笑)。スマホや目覚まし時計で二重にアラームをかけ、レポートの締め切りやサークルの集まりの予定をすぐメモ。「いつまでに何をすればよいのか」明確にすることが必要です。

食費や日用品代節約に奔走

また「自分で購入するものを、自分で管理する必要」が出てきました。交通費や交際費などは削るのが難しいので、食費や日用品代を節約することが多いです。

普段の買い物に利用しているアプリ

クーポンや特売日を見て、複数のお店を比べてから購入。買い物のために自分でお金を下ろすようになり、今年の法改正の影響で、18歳でもクレジットカードの作成を提案されることも増えました。

自分から人と交流しに行かなくちゃ

「自分から人と交流する機会を積極的に作る必要があること」も実感しています。私は大学に高校時代の知り合いがほとんどおらず、少人数制のクラスやサークル、SNSなどで友達を作りました。

友達とご飯に行ったとき食べたネギトロ丼

事務連絡的なことから、出身地や高校時代の部活、自分の学部、趣味などを話すことが多いです。私は寮暮らしなので、同じ寮の人と遊びに行きました。

最終的には、特に気の合う人を作れればいいと思っています。人との接し方を学ぶためにも、興味がある、気になる人のところには積極的に行くようにしています。