高校1年の時から、日々の予定を管理するため手帳を使い始めました。その中で「こうすればもっと使いやすい」「時間管理ができて、効率よく勉強できるようになった」という方法を3つ紹介します。(高校生記者・墨々=2年)

1、することに番号をふる

手帳の小さな記入スペースに、課題の名前をずらずら書くと見にくくなる……あるあるです。そこで「したいことに番号を付けて、記録欄には番号だけを書く」ことをおすすめします。何をすればいいかすぐに分かる、見やすい手帳になります。

することに番号をふる

例えば、空いているメモ欄などに

  • 「数学Bのp. 23の問題」→1
  • 「英単語p. 130~    p. 140」→2
  • 「古文の予習」→3

などと書きます。そして、1日の予定記入欄には1、2、3の番号のみを書きます。番号のふり方を優先度が高い順にすると、スキマ時間にもすぐに取り掛かることができるのでおすすめです。

2、予定と実際にやれたことを両方書く

私の使っている手帳は、1日の記録欄が点線で分割されています。私は左側には予定、右側には実際に「何時から何時まで何をしたか」を書いています。寝る前に今日の記録を書き、明日の計画を立てるようにしています。

左側に予定、右側は実際の記録を書く

例えば「17:00~18:00 古文の宿題をする」と予定を立てても、実際には部活や急な用事、少しダラダラしてしまったりで遅れて始めたり、逆に予定より早く帰宅して自由に使える時間が増えたりします。

何日も記録を付けるうちに「この曜日は学校が早く終わるから、ここで宿題を消化しよう」「最近部活が忙しいから朝早く起きて勉強しよう」などと、時間の使い方が分かってきます。自分の直近の行動パターン(何時に帰ってくるか、帰ってまず何をしているか、夕食後の過ごし方など)が「見える化」され、自分に合ったスケジュール管理ができるようになります。

手帳記入の時間を少しでも設けるようにしたことで、先まで予想しながら動く習慣が身に付いてきたように感じています。

3、備忘録は大きな付箋を貼って

宿題の提出期限や部活の予定などはメモに残しておきたいですよね。でも、手帳のメモスペースは狭いことも多いです。かといって後ろの方にある空きページにメモしても、忘れてしまいます。

そこで、「その日のページ」に大きめの付箋を貼り、言われたことは取りあえずメモするよう心がけています。こうすることで、私は忘れ物をあまりしなくなりました。

ページに100均で買った付箋を貼ってメモ

付箋にメモするので手帳がゴチャゴチャすることもありませんし、終わったものはペンで消し、使い終えれば新しい付箋に取り換えることができます。付箋は100均のメモパッドを使っています。走り書きする余裕のある大きめのものがおすすめです。