第26回参議院議員選挙が7月10日に投開票された。今回は思いも寄らない事件、YouTubeを積極的に使った選挙運動など、以前とは一線を画す選挙となった。高校生新聞ではLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の中高生414人に「参院選について感じたこと」について開票後にアンケート。寄せられた声の一部を紹介する。(編集・佐々木菜緒)

選挙について話した学校の先生は4割

まずは選挙に関して話した先生の割合について聞いた。学校で選挙に関連する話をする先生が「いた」と答えた人は42%、「いなかった」と答えた人は58%だった。

グラフ1 参院選に関連する話をした先生の割合は?

「いた」と回答した人に対して、具体的な話の内容を教えてもらった。

■一人ひとりの一票が民主主義に

選挙での1票の大切さ。これからの未来を変えられるのは自分たちで、選挙に行くことで変えられること。(Y.T・高校2年)

「白紙で投票してもいいので、一国民として意思表示をするために選挙に行った方がいい」と言われました。(みかんゼリー・高校3年)

■模擬選挙で投票の責任を感じた

模擬投票をしました。選挙では名前で選ぶのではなく、しっかりと所属している党の公約などを見て投票するように言われました。(桔梗・高校2年)

■投票する際のアドバイス

政党の名前がたくさんあり、紛らわしいものもあるため、投票するときに間違えないようにしたほうが良いこと。(さけ・高校3年)

選挙公報を見せてどんな候補者がいるか、選挙に関係した知識を教えてくれた。(無名あは・高校1年)

約4割が友達と参院選について会話

次に、友達と参院選について話したか聞いた。これについても「した」と回答した人は42%、「しなかった」と回答した人は58%となった。

グラフ2 友達と選挙について話をした?

「した」と回答した人に、どのような内容を話したか教えてもらった。

■候補者のポスターや演説へ意見

候補者のポスター見て「変なのばっかりwいろいろと大丈夫かな」ってネタにした。あと「18歳になったら投票行く?」って話し合ってた。(みおん・高校1年)

駅で朝から晩までずっと演説をしている政治家がいます。学校が駅前。普段はいいのですが、自習中は迷惑だよね〜という話をしました。(こたつ・高校1年)

■投票方法をヒアリング

既に選挙を経験したことのある友人に選挙会場での具体的な流れなどを聞いたり、どの政党がいいのか、どんな人になってほしいかを話したりしました。(なつ・高校3年)

■事件によって結果はどうなる?

安倍さんが銃撃された件で、「参院選にどんな影響出るかな?」という話をしました。(SAANA・高校1年)

9割の中高生が選挙結果に注目

選挙の結果についてどのくらい注目していたかを選んでもらった。「注目した」と回答した人は49%、「少し注目した」と回答した人は40%であった。合わせて89%となり、「注目しなかった」と答えた人11%を大幅に上回った。

グラフ3 参院選の結果に注目した?

最後に、「注目した」「少し注目した」と答えた人には具体的にどんな部分に注目したのか、「注目していない」人にはその理由を聞いた。

■【注目した】当選者の傾向を知りたい

どういう政策、どういう信条を掲げている人が当選・落選したのか。当選した人はテレビ放送などで何を語るのか。(しょしょま・高校2年)

どの党がどれだけ議席を獲得するのか、改憲勢力が3分の2以上を取るかどうか、ガーシー等の選挙前から注目されていた方が当選するか否か。(高校2年)

タレント出身の方が多いことが気になりました。詳しく知らないところもたくさんありますが、「本当に任せて大丈夫なのか」と不安に思う結果も少なくなかったと思います。(高校2年)

■【注目した】YouTubeの選挙活動が興味ひかれた

You Tubeで市民の不満、疑問を本当に分かっていて、投げかけてくれる候補者がいたので、当選できたのか少し気になった。(未熟な赤芽球・高校2年)

新興政党の選挙活動を配信してる動画をYouTubeでよく見ていた。その熱意に感銘を受けた。(somes・高校2年)

■【注目しなかった】あまり興味がない…

どの人になってもあまり変わらないと思ったから。(*YUZU*・中学2年)

投票できないから。(ユンギペン・中学2年)

家族が選挙に関心がなくて、選挙に行ってないから。(たべたいやき・中学3年)

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