7月に入り、そろそろ夏休みですね。生活習慣が崩れがちな長いお休みに、どう勉強するかが学力UPには肝心です。「長期休暇中の勉強のコツ」を高校生記者たちが紹介します!

便利なツールを活用しよう

目標を立てたら、勉強をサポートしてくれる便利なツールも活用して達成を目指しましょう。

自宅学習だからこそ使えるツールを大いに活用しよう(写真はイメージ)

【1】アプリで勉強時間を競う

時間がたっぷりあると「まだ大丈夫」と勉強をサボってしまうことがあるので、「何の教科でどの分野をやるのか」具体的に計画を立てます。たくさん勉強するとモチベーションアップにもつながるので、アプリ「スタディプラス」で時間を記録し、同じ志望校のユーザーの勉強時間に負けないようにしています。自分のやる気をどう引き出すかが大切。(カフェラテ=3年)

【2】YouTube動画を活用

「25分間の勉強+5分間の休憩」をワンセットで行う「ポモドーロ・テクニック」を活用。自分でタイマーをセットせずに済む、YouTubeのポモドーロタイマー動画の活用がオススメ。雨の音やカフェのBGMなど、気分に合わせて環境音のついた動画もあります。(ユエナ=3年)

自分に合う計画の立て方を見つけよう

普段の学校のように時間割を作る、毎日のルーティンにしてしまう、取り組む順番を決めるなど方法はイロイロ!

実行できる計画を立てよう。部活動や遊びも忘れずに! 

【3】「マイ時間割」を作る

初めに、何日勉強できそうか大体の日数を数え、「絶対やりたいこと」と「できればやりたいこと」をリスト化。学校のように時間割を作り、優先順位を考えながら埋めていきます。ルーティン化させることで、勉強と遊びのメリハリもつけられてとてもおすすめ!(かな=2年)

【4】大きい目標と小さい目標を立てる

大きい目標をまず立てて、その目標を達成するための小さな目標を立てる。例えば「模試の偏差値〇超える!」→「平日は3時間勉強する」「英検の本を使って勉強する」「英語の本を毎日読む」など。毎日やることリストを書いて終わったら斜線を引くと、とても達成感があります。(yucca=2年)

【5】苦手分野を毎日勉強

受験の教科を重点的に。私は国語・英語・地理での受験を検討しているので、苦手な英語の文法と長文、古文も同じように毎日勉強。模試や定期テストの解き直しは時間がある長期休暇だからこそ繰り返しできます。1日の中で3教科を少しずつ取り組み、なかだるみを防止。得意教科は夜に取り組み、スッキリした気持ちで寝ることもおすすめ。(めいけん=2年)

【6】取り組む順序を決める

休暇前におおまかな予定を立て紙に書きます。最初に終わらせるのは課題。特に時間のかかるワークなどは早めに取り組みます。腰を据えて取り組みたいレポートなどをする日にはそれ以外の勉強の予定を入れません。遊びの予定と照らし合わせ、自主的な勉強も組み込めるように余裕をもって計画すると◎。(桜いをり=2年)

生活リズムのコントロールも大事

週末の休みとは違って生活リズムが大きく崩れやすいのが長期休暇。不規則な生活は勉強にも大敵! 規則正しい生活を心がけましょう。 

【7】早起きは三文の徳

早く起きることで、1日を有意義に過ごせます。「いつまでに終わらせるのか」期限を明確にすることで、何をやらなければいけないかを把握でき、計画通りに進めやすいです。自宅で集中できない、集中が途切れてしまった場合は、カフェや図書館、レンタルスペースに行くこともおすすめ。(ゆぽ=3年)