やることが多い高校生活。時間がいくらあっても足りない…そんな悩みを持つ人へ、限られた時間を最大限に生かす時間管理のコツを高校生記者が紹介します。
やることを「可視化」リストやアプリを活用
手帳ややることリスト、アプリなどを活用して、やるべきことを可視化してみよう。
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【1】やることをとにかくメモ
スケジュール帳や付箋、時には手にもメモ(笑)。よく「やることに優先順位をつけることが大事だ」と言われるのですが、私はなかなか腰が上がらず…手を付けやすいものからスタート。段々調子が上がってきて、思ったより進むことも多かったです。(みかみ=3月卒業)
【2】1日のスケジュールを書き出す
紙に書くと頭がスッキリして、やらなければならないことが明確になるので、行動しやすい。達成できたらラインマーカーを引いて、何をやったかを可視化します。(yucca=2年)
【3】前日にやることリスト作成
毎日寝る前に「明日やることリスト」を作成。裏紙などで大丈夫。人間は忘れる生き物なので紙に書くことは大切。チェックリストと目標を書くことでゲーム感覚で取り組めるので、楽しみながら効率よく生活できます!(ねねむる=2年)
【4】やることリストを2種に分類
ToDo リストを2種類に分け、やることを明確化。一日の目標が何個もあると、急な予定変更などで達成できない確率が上がってしまいます…。そこで、宿題や小テスト勉強などの「1日にやること」と、問題集を何ページまで進めるかなど「1週間にやること」を分離。少し心の余裕を持ちながら、多くの物事に取り組めるように。(まじめがね。=3月卒業)
【5】やること達成のためにスマホ自粛
テスト前などは、ToDoリストを作って、優先順位ややるべきことを「見える化」。週の最初に「忙しくても最低限これはやる」と計画。スマホをする時間を減らすと、時間を有効活用できるように。(桜いをり=2年)
【6】学習状況可視化アプリを活用
「studyplus(スタディープラス)」というアプリは、使った教材で何分勉強したかを測ってグラフ化するなど、目で見て簡単に学習状況が分かるように。「勉強を頑張っているな!」というポジティブな気持ちになれ、モチベーションも向上。(日若飛鳥=3年)
【7】手帳やスケジュール管理アプリを利用
手帳や携帯のスケジュール管理アプリに全ての予定を書き込みます。あいている時間を見つけ、勉強時間に。通学時間が1時間半と長く、その間にその日の帰宅後のスケジュールを決定。余った時間は思う存分携帯を触り、家に帰ってからのスマホ時間を減らしています。(Haruka=2年)
時間の使い方をルーティン化
「この時間にはこれをやる」と決めてしまうのも手。「何やろうかな」と考える手間も省け、一度習慣になってしまえば、どんどん効率アップ!
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【8】時間ごとにやることを割り当てる
スキマ時間、塾、家の時間に分け、やることをルーティン化して無駄な時間を作りません。例えば、学校から駅までのバスはスマホタイム、電車では単語、自転車ではスケジュールを考えて、歩いている時は単語を思い返してリフレッシュ。塾ではワークや苦手な教科の勉強、家では主に予習です。(めいけん=2年)
【9】日々の復習+週末に総まとめ
授業があった日のうちに全部復習し、心配な所は土日に。土曜日を1週間の区切りと考えて勉強し、日曜日は予備日に。土日に1週間分の復習をするのは、精神的にも大変。平日「その日のうちにやっておけば後が楽だ!」というスタンスでやっていました(笑)(みかみ=3月卒業)
【10】休み時間も無駄にしない
授業中と休み時間を最大限利用。週6日部活がありましたが、忙しい中でも授業の内容は授業中になるべく理解し、課題は休み時間に済ませます。すると、部活に全力で取り組め、家では残りの課題と自由時間と区別できました。(りこぴん=3月卒業)
【11】スキマ時間を有効活用
スキマ時間を無駄にしない。例えば通学中の電車であれば、単語帳等の勉強。他にも徒歩やお風呂タイムなど 「体は使っているけれど、頭を使っていない時間」には、頭の中でタスクの整理や予定を把握し、組み立てておくと良いです。(マリーナ=3月卒業)
適度な気分転換で効率アップ
疲れやストレスがたまれば、結果的に効率ダウン。時間を決めてリフレッシュし、さえた頭で勉強に取り組もう!
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【12】息抜き時間もしっかり確保
あえて、趣味の時間をしっかりと確保。娯楽も休憩も返上する心意気は見上げたものですが、程よい趣味の時間は、勉強時間とのコントラストを持たせ、学生生活の密度を高めるためにも不可欠だと感じています。(Spareribs=3年)