定期テスト直前なのに、やる気が起きない……。「もう、ノー勉でいいかな。赤点じゃなければいいや」。そんな風に思っていませんか? せっかくの定期テスト、頑張らないのはもったいない。テスト直前の短期間でもできる勉強法を紹介します!(高校生記者・たびびと=3月卒業)

1、30分で教科切り替える

明日の試験科目分を、イッキに勉強しないといけないのに、苦手な科目で思ったより時間がかかって全教科できなかった! そうならないように、「30分ごとに取り組む教科をローテーションすること」がおすすめです。

短時間で教科が変わるので、「その分早く進めよう!」という気持ちになれて、飽きずに勉強を続けることができます。全ての科目に万遍なく時間をかけられます。

2、テスト範囲を高速で繰り返す

暗記をするときには鉄板の勉強法です! まずは暗記グッズとしておなじみの「チェックペン」と、「赤シート」を用意します。チェックペンとは、文字の上に引くだけで、赤シートで隠せるようになるペンです。

鉄板の暗記法

テスト範囲の教科書やプリントの中で、重要な部分をチェックペンで引きます。これを「素早く」赤シートでテストします。素早く進めるために、口に出さずに答えを暗唱することがポイントです。

私は、4周くらいすればテストまでは覚えていることができました。紙と赤シートがあれば簡単に取り組めるので、通学電車の中や、テスト間の休憩時間などにザッと確認していました。 

3、使う教材を絞り込む

定期テストを何度か受けていると、問題の傾向や難易度などがつかめてくると思います。教材を点が取るのに役立つものに限定しましょう。先生が作成するものなので、主に授業で扱ったことを勉強することが大切です。

4、生活リズムを崩さないことを意識

テスト直前であっても徹夜をすることはよくありません。学習した内容も、寝ないと定着しないからです。

逆に勉強していても眠くなってしまう場合は、運動をしてみたり、やらなければならないテスト範囲を確認して自分を追い込んだりして、眠気を覚ます努力をしてみてください。

生活リズムは崩さない(写真はイメージ)

それでも集中できないなら、思い切って寝てしまうのもよいかもしれません。早く起きて、すっきりした頭で勉強ができます。

どんなにポピュラーな勉強法も、すべての人に合うわけではありません。ここで紹介したことは、あくまで私がおすすめする方法です。最も集中できて点が伸びやすい勉強法を研究してみてください。