全国から集まる高校生が国内外の大学生と合宿形式で学ぶ「HLAB(エイチラボ)サマースクール」が2022年8月に国内4地域で開催される。2011年から始まった取り組みで、12年目。対面での開催は3年ぶりだ。

一般社団法人HLABが主催し、東京、長野県小布施町、宮城県女川町、群馬県中之条町で開かれる。進路や将来に悩む高校生に、同世代や大学生、社会人との交流の場を提供することで、進路選択の糧にしてもらうのが狙い。メンター役として東京大、慶應大、早稲田大などの大学生とハーバード大など海外大の学生が参加する予定。

過去に対面で開かれたサマースクールの様子(写真提供・HLAB)

プログラムは全寮制の「ボーディングスクール」のリベラルアーツ教育をモデルに組まれている。数人ずつのグループで大学生による授業を受ける「セミナー」は、ハーバード大の大学1年生向け教育を模している。ほかに、社会の一線で活躍する人の講演「フォーラム」、大学生や社会人と自由に語り合う「フリーインタラクション」などが実施される。

開始日は宮城県が8月11日で、他3地域が8月15日。東京が7泊8日で、他3地域は6泊7日。参加費は東京が10万円、宮城県が8万円、他2地域は6万円(いずれも税別)。定員は各地域40~80人で合計230人。応募締め切りは6月18日で、エッセイなどによる選考がある。オンライン説明会が5月28日と6月12日に、対面の説明会が東京で6月4日に開かれる。

詳細は公式サイトを参照。