新型コロナウイルスの影響が出始めたころ、私は高校生でした。大学入学のころには改善していくだろうと思っていましたが、思うようなキャンパスライフが送れず、課外活動も制限されるようになってしまいました。入学前のイメージとのギャップについてお話しします。(ちーちゃん=大学2年)
友達が作れない…ピンチ…
大学入学後、前期はほとんどオンライン授業に。その中で友達を増やすきっかけがほしくて、私はテニスサークルに入りました。サークルでの合宿やご飯会なども楽しみにしていましたが、すべて中止に。
オンライン授業のため、授業が一緒の子とも雑談する時間はなく、友達関係には発展しにくい状態でした。
オンラインでも仲良し作戦
この状態から脱却するために、私は積極的に行動しました。例えば、Zoomで行われるサークル新歓に毎回参加。自己紹介後、先輩にサークルのことを質問し、ミニゲームをして交流するので、メンバーとコミュニケーションを取るようにしました。
授業が一緒の子とは、都合の合う日にZoomで顔が見える状態で、何時間も話しました。履修登録の相談、部活やサークル、趣味などの話で盛り上がりました。
学部のLINEグループを利用
入学前から学部のLINEグループができていました。SNSで同じ大学の1年生を調べて、つながったのです。オンライン授業になることが分かっていたので、少しでも学部の子と関わる機会を作れるように、「Zoomの交流会」という名目でLINEグループにURLを送り、それをきっかけに仲良くなることができました。
「思ったより背が高い」対面できて感動
私の大学では、後期は比較的対面授業ができたので、Zoomで話してた子と実際に会った時は感動。「思ったより背が高かった」「髪色が変わっている」など、雰囲気が違う子もいて新鮮でした。
ちゃんと活動しているサークルを選んだため、コロナ前より活動回数は少ないものの、その少ない機会に積極的に参加して、仲間と対面で話すことができました。
インカレにも参加
私はもっといろいろな大学の人と関わってみたくて、活動が盛んそうな(複数大学の学生が活動する)インカレテニスサークルに興味を持ちました。コロナ禍でなかなか動けなかったので、ちゃんと参加できるようになったのは最近でしたが、そこでも新たな人脈を築けました。
参加前にはインカレと聞くと「なんとなくチャラい」イメージがありましたが、みんな初対面から優しく、積極的に話しかけてくれ、想像してたより雰囲気はとても良かったです。サークル後のご飯会などはできませんが、テニスを通してメンバーと仲良くなれました。
正直、大学生はもっと自由だと思っていました。コロナ禍で入学後にもいろいろ制限されましたが、このような状態をうまく楽しむためには、自分から積極的に行動していかなければならないと感じました。