学校の友達だけでなく、遠く離れた顔を知らない人とも簡単につながれるTwitterやInstagramなどのSNS。高校生はどのように「SNS友達」をつくっているのか、高校生記者4人に語り合ってもらいました。
SNSの友達作りはハッシュタグが役立つ
―皆さん、どのようにSNSを利用しているか教えてください。
Aさん(1年) Facebookは校外活動を探すために使って、Instagramはリアルの友達と話すことが多いです。一番使ってるのは、Twitterですね。自分の趣味のアカウントがあるので、友達募集のハッシュタグを出して友達作りしています。
Bさん(3年) Twitterで趣味と普段用の2つアカウントがあります。リアルの友達とはつながってないです。
C君(3年) Twitterを主に趣味友達でつながる用に使い、基本的には投稿しません。Instagramは中学や高校の友達とつながるために使ってます。
Dさん(1年) Twitter、Instagram、Facebookを使ってます。趣味が同じ人とつながり、実際に会ったこともあるんですよ。
A みなさんはどうやってつながってますか?
B 趣味に関するキーワードで検索して、フォローすることが多いですね。
いいね→コメント→DM…SNSで仲良くなるコツ
―リアルで会ったことがない人とSNSでつながるのはちょっと緊張しちゃいそう。ハッシュタグだとお互いつながる意志がわかるからハードルが下がりますよね。仲良くなりたい人がいたらいきなりDM(ダイレクトメール)を送りますか? それとも「いいね(リアクションボタン)」やコメントを重ねてから仲良くなりますか?
A 「いいね」してから、あいさつするためコメントして……さらに仲良くなりたかったらDMを送ることが多いかな。
B 私も基本は「いいね」からが多いですが、TwitterだといきなりDMを送ってしまいます! インスタだったら「fff?(相互フォローし合いませんか?の意味)」という定型文があるので、外国の人なら「Yes」や「sure」といった返事が返ってきたらフォローします。
―Twitterだとフォローしていない人に話すときは「FF外から失礼します」「F外失」みたいなスラングが使われていますよね。フォローした人と話すことはありますか?
B コメントのほかに、気になる人にはDM(ダイレクトメール)を送ることが多いです。でもフォロワーがたくさんいる人はあんまり送れない……。きっとたくさんDMが来ているだろうから、相手が確認しきれていないかもなので……。
D 私も気になった人にはDMを送ります! Aさんが言ってたみたいにハッシュタグを使って趣味の投稿をすると、そこから同じ趣味の子が反応してくれてつながることができて……そんなやりとりをきっかけに話しています。
B Twitterじゃなくて別のSNSですが、外国の方に英語でDMを送ったこともあります。翻訳アプリの力を借りながらでしたけど(笑)。返信を見たところ、こちらの言いたいことは伝わっていたみたいなので良かったです。アニメに関してのやり取りだったんですけど、英語の勉強にもなりました(笑)
D 離れた海外の方と交流できるのはSNSのいいところですよね。
―趣味を軸にすれば、顔が見えなくても外国の人とでも交流できるのはSNSのおもしろさの一つかも。年齢はどうだろう。SNSの友達は同年代が多いですか? それとも趣味でつながっていたら年齢は関係ないですか?
A 年齢は気にしないことが多いですが、結果的に年上であっても大学生くらいの人が多いかなという感じです。話が合うから年が近い人と仲良くなるのかなって思います。
B 私はどちらかというと「同年代もいる」という感じが強いです。仲良くしてる人同士の中では私が一番若いくらい。同い年くらいの人だと発言がはっちゃけていて、なんだかその空気が怖かったりするので、むしろ近づきません。
D 私はなるべく同年代とつながるようにしています。話が盛り上がりやすいんですよね。