私は小2、小5、中3の時にいじめを受けました。現在は、そのようなトラブルがほぼない高校に通えていますが、当時のことは今でも覚えています。いじめを受けていた人間として、いじめに対する世間の印象や、いじめから自分の身を守る方法について書きたいと思います。(かべ=3年)

先生や親の言葉が悲しかった

私に対するいじめは陰口などがほとんど。トイレに閉じ込められたり、体をドカドカ踏まれたりする被害にも遭いました。

いじめ自体もつらかったですが、先生に相談してもいじめっ子たちの対応で精いっぱい。親にも「他の友達もいじめられているんだから仕方ない」「(いじめっ子たちは)あなたが好きだからそんなことをするんじゃない?」などと言われたことのほうが悲しかったです。 

支えてくれた友人と文化祭で(筆者は左側)

「困った時は相談してね」と言われて相談しても、期待通りになるとは限らないんだなと感じました。

苦手なものを得意に、自分を好きになれた

そんな私でも今の高校に進学できたのは、友達と、打ち込めるものがあったからだと思っています。友達とは、今でも交流が続いています。

私は小学生の時から勉強は好きで、運動は苦手。それをからかわれたくなくて、中学では運動部に入りました。苦手だったものが得意になり、自分をより好きになれて、自信がつきました。

高校受験で使った問題集。何かを頑張ることが心の支えになった

勉強にも相乗効果がありました。良い成績を取るといじめっ子たちもおとなしくなったので、何かを頑張ることは大事だと思います。

いじめは一生続かない

「先生や親が理解してくれなかった」と書きましたが、最近読んだ『「いじめ」や「差別」をなくすためにできること』(ちくまプリマ―新書)という香山リカさんの本にそのヒントを感じました。

彼らの反応は「否認」とよばれ、心に余裕がないと、無意識のうちに自分の生徒や子どもがいじめられていると考えなくなってしまうのだそうです。当時はつらかったけど、あの空気感には名前があると知り、気持ちが救われた気がしました。

いじめは一生続くものではありません。今いじめられている人は、熱中できるもの・こと、信頼できる人を探して逃げてください。その存在を見つけ、生き延びてほしいです。

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