授業や受験勉強を強力にサポートしてくれる、英語の学習にマストな「参考書」。高校生記者たちが愛用中の参考書を「情報量」や「分かりやすさ」など、それぞれの特徴やオススメポイントと共に紹介します。
見直しにも、教科書のお供にも
VisionQuest総合英語Ultimate(新興出版社啓林館、野村恵造監修 、1750円)
文法ごとにページが色分けされていて分類が分かりやすく、知りたいことをすぐに調べられます。構文が分からないときや、「問題が解けなかったから復習したい」というときにも便利です。解説も分かりやすく、連語などの使い方もまとまっているので、長文読解の力も養えます。(ワイヤレス芥子=1年)
分からない語句の確認をしたり、先生が言っていたポイントを付箋紙にメモし、貼り付けたりして使っています。いつでも見返して確認できるので便利です。授業中に教科書と一緒に開いて活用しています。(みかみ=3年)
美しい日本語訳、問題数も多い名著
英文標準問題精講(旺文社、原仙作著、968円)
1933年の発売以来、愛され続ける名著です。「標準」とありますが、内容は最難関大志望向けです。魅力は「圧倒的コスパの良さ」と、「美しい日本語訳」。比較的お手頃な価格でありながら220題という問題数の多さ、そして洗練された日本語訳は、和訳問題対策にとても役立ちます。
歴史的にも有名な海外作家の著作から文を引用しており「受験参考書としてだけでなく、人生の参考書にしたい」と思える一冊となっています。(まじめがね。=3年)
多方面から基本をしっかりさらえる
Vintage(いいずな書店、篠田重晃・米山達郎編著、1485円)
この参考書では「英文法」や「語法」「イディオム」など、さまざまな視点から英語の基本を突き詰めることができます。問題数も多く、「重要事項」や「押さえておきたい知識」など、幅広く学べます。一問ずつ丁寧な解説がついているところもポイント!
一問一答形式の問題集を探しているなら、ぜひ一度手にとってみてください。(百瀬=2年)