春から大学に進学する皆さん、おめでとうございます。大学生活をスムーズに始めるためには準備や心構えが必要です。良いスタートを切れるような、アドバイスをしていこうと思います。(カナヘビ=大学1年)

【人間関係】自分から行動しないと友達はできない

まず、どこの組織にいてもつきまとう「人間関係」について。

大学は高校までと違い、担任の先生もクラスもないか、あったとしても高校のように日々接することはないのが一般的です。そのため、自分から話しかけていかないと友達はできません。

大学では、授業の情報を自分で収集しなければならず、見逃すと最悪単位を落とすことにつながります。しかし、友達の1人でもいれば情報の共有ができ、最悪の可能性を大幅に減らすことができるのです。

皆さんの中には、人付き合いが得意な人も苦手な人もいると思います。特に人付き合いが苦手な人は、「どこの出身か」「何が好きか」など、あらかじめ話題を考えておくとよいと思います。

【勉強】高校までの勉強の復習を

次に紹介するのは、高校までの勉強の復習です。

大学の授業内容は高校の勉強の積み重ねの上にある

「受験が終わったのに、なぜ高校の勉強の復習なんかしなければいけないのか」と思うかもしれません。しかし、履修する授業によっては、「高校までの知識があること」を前提として進行することがあります。高校までの内容を忘れていたら苦労する可能性があるのです。

また、特に理学部は高校の数学や理科、文学部は歴史や地理の延長線上の授業が多いので、これらの学部に進学する人は特に、しっかり高校の勉強内容を復習しておいてほしいと思います。

【一人暮らし】いまのうちに料理の練習を

最後に、生活についてです。

皆さんの中には、実家から大学に通う予定の人も、一人暮らしを始める人もいると思います。自分は地元大学に進学して実家から通っているため、アドバイスできることは限られていますが、一人暮らしを始める場合は、親元を離れて見知らぬ土地で一人生活する不安が大きいと思います。

住む場所の情報を収集することが大切

少しでも不安を減らすためには、やはりその地域に何度か出向いたり、インターネットで調べたりするなど、最低限必要な情報を把握しておくことが重要です。また、食事は自分で用意しなければならないため、何品か料理の練習をしておくとよいと思います。

以上、紹介した内容が、何かしら役に立つことがあればうれしいです。