一橋大学の2022年度入試の志望者数や難易度・偏差値、第一段階選抜(足切り)の予測を河合塾が共通テストリサーチの結果を基にまとめた。

前期日程試験の大学全体の出願予定者は、ほぼ前年並みの101%。学部別では、商学部が105%、社会学部102%、経済学部101%、法学部92%。商学部は前年の志願者減の反動、法学部は昨年の増加の反動とみられる。

一橋大の2022年度入試の志願動向予測(河合塾提供)

合格可能性50%の目安となる共通テストのボーダー得点率は、社会学部が83%、法学部と経済学部が79%、商学部が77%。社会学部が高いのは、共通テストで際立って難化した数学の配点割合が低いため。逆に商学部は数学部の割合が高い。

合格率50%の目安となる偏差値は、社会学部、法学部、経済学部が67.5、商学部が65。

第一段階選抜の通過得点(900点満点)は、社会学部604点、法学部506点、経済学部574点、商学部540点と予測している。

後期日程試験は経済学部のみが実施する。出願予定者数は前年比97%。ボーダー得点率は87%、ボーダー偏差値は72.5でハイレベルになりそうだ。

高校生新聞では、ツイッターアカウントLINE公式アカウントでも、大学情報や高校生に役立つ記事を配信中。ぜひフォローしてね。